今回の沼田と中田のエピソードは
原作でも特に好きな話だっただけに
その良さを完璧に映像化してくれて
更に感動だった。

沼田は自分を理解してくれる編集者には
出会えなかったけど
最も才能に嫉妬した中田が
作品を理解してくれた。
それでなんか満足しちゃったように思う。
もうこれで十分だと。
沼田には帰れる場所があって良かった。

あと、二人の噛み合ってない感じの
別れのシーンもとても好きだ。

「ヘタクソ」と散々バカにされてるけど
解る人はちゃんと解っている。
沼田もその一人だった。

結局、お互いの才能を認め合ってたんだよね。
沼田は、中田がいたから諦める決心が出来たし
中田にはせっかくのネームを
沼田が作品にしないのが許せなかった。