どうもすんなりと納得出来なかった。

おじいさんが認知症になってひどい死に方をした。
ショックで心を閉ざしてしまうのは判る。
でも、だからといって
困った人を陥れるような
人材派遣の仕事をしていることとは
僕の中では全く繋がらない。

突然スーツを着た練が現れる意外性を
狙っただけのように思えてしまう。

練のような優しくて素朴な青年が
どういう経緯であの仕事を始めたのか。
小夏の学費のためなら
他の人を犠牲にしてもいいというような
そんな男だったか?
練が変わってしまう経緯って
とても大事な部分だと思うんだけど…。
もっとちゃんと描いて欲しかったなぁ。

それでまあ、いろいろあって
晴太が仕事を紹介したとしよう。
じゃあ、その晴太って何者なんだ?
いつまで経ってもよく解らない。
彼の生い立ちも、目指す先も、考えてることも
全てがウソっぽくてよく解らない。

人材派遣の仕事も練が辞めるといったら
「俺も」ってあっさりついてくるし。
(簡単に辞めれるの?)
いつか描かれるのかと思いつつも
もう7話だもんね。

最終的に小夏を押し付けるための要員だとしても
もっとちゃんと描いて欲しい。

その彼に振り回されてる感じの練との関係も
本当のところはよく解らない。
女友達は多そうだったけど
練以外の友達はいないのだろうか。
練も友達の金を盗むような人間と
どうしていつまでも付き合うのか。


ついでに言えば佐引も
会津に帰ったついでに練の顔を観に行った
…という割には
昔のおじいさんの事とか詳しくて
「人が変わってた」と言うけど
変わる前は会ってないし知らないだろう…と。




ドラマとしては面白くて楽しく見ているのだけど
要所要所で「あれ?」と思う場面があって
気持ちが素に戻ってしまう。

今回は文句ばかりになってしまったなぁ…。
すいません。