とにかく酷い映画だった…。
よくこんなモノを平気で出してきたなぁ。

脚本がまるでダメ。
…というか3割くらの出来なんだよ。
いろいろと楽しく出来る要素はある。
なので、もう4~5回は練り直して
煮詰めて押し込んでかき混ぜて…
ようやく完成になるハズなのに
後は役者に面白くして貰おう
…的な見切り発車でやってしまう。
三谷幸喜は、ここ数年ずっとこんな感じ。

なので驚きはしなかった。
何年も、そんな舞台を
ずっと見させられてきたから…。
まぁ、映画もそうか…と。

前作の「清洲会議」が
たまたま面白くなかったのではなく
もうこの先、ずっとつまらないのだ。
…というか年々ヒドさが増している。

「見て良かった」と思えた三谷作品て
いつ以来だろう?
25年以上三谷作品を観続けてきた
三谷信者としては、ただただ淋しい…。


とにかく、この映画については
観に行かないことを強くお勧めする。
退屈な2時間を過ごすことになるだけだよ。

これだと、来年の大河も散々な結果になりそう。