虚構の劇団は、第三舞台の鴻上尚史が
若い役者達を集めて作った劇団。
僕は旗揚げからずっと見ている。

見る度に成長している劇団員達。
役者としての能力は
第三舞台時代の役者達より
もう上かもしれない。

でも、上手い役者が
売れる役者ではないからこの世界は難しい。
彼らの活躍を期待している。



そして「ホーボーズ・ソング」。
劇団としては、
なんと3年ぶりの新作だったのか…。

今回は、日本で内戦が起きたという話。
安保法制で揉めている現在を
反映したような内容になっている。

「ホーボーズ・ソング」とは
「さすらう人たちの歌」を意味する。
それは、どこを目指しているのか分からない
さすらっている日本を意味している。


鴻上作品は毎回いろんなテーマ投げかけてきて
観る度に心を揺さぶってくる