映画「バケモノの子」。

バケモノっていうか動物の世界だった。
すごい凶悪でもないし
人間離れした能力があるわけでもない。
結局、人間の方がよっぽどバケモノだった
…というのはなんなんだろう。

闇を持ってる人間が、バケモノの世界に来ると
とんでもない能力が発揮出来るとしても
それが人間界でも同じというのは
ちょっと意味不明だった。

最後の着地点もよく解らない。
熊徹と本当の父親との間で
どっちか選ばないといけないので
むりやり熊徹は取り込んじゃったって感じ。


細田守は、「時をかける少女」を観た時の
この先、どんな作品を作っていくのだろう
…という期待感が
「サマーウォーズ」「おおかみこども~」
と来て、今回の「バケモノの子」…。
作品を重ねる度にガッカリさせられる。
この辺りで限界なんだろうなぁ

ハデなバトルも、親子の愛も
表面的で薄っぺらいんだよなぁ。