伊東四朗生誕77周年記念舞台
『吉良ですが、なにか?』を観てきた。



開演1時間前に並んで、当日券を取ったのだが
本多劇場の場合、
当日券は通路にパイプ椅子を並べるので
実はかなり前の方で観ることが出来る。
今回も前から2番目という観やすい位置だった。


7年前の伊東四朗生誕70周年記念の
『社長放浪記』と同様に、作は三谷幸喜。
そして今回の演出は、ラサール石井が務めた。
やっぱり三谷は演出しない方がいい。
三谷演出はテンポ悪くて…。

前回の『紫式部ダイアリー』では
清少納言と紫式部を現代に持ってきた話だったが
今回は吉良上野介を現代に持ってきた話。

但し、清少納言と紫式部を現代に持ってきた意味が
さっぱり解らなかった『紫式部ダイアリー』に対して
『吉良ですが、なにか?』は
松の廊下の事件をベースにしてるので
吉良上野介の意味もあるし
コメディとしても成立する。



三谷幸喜はかつてのような
パワフルなコメディは
もう期待出来ないとしても
今後もコメディ作家として頑張って欲しい。