三谷幸喜作・演出の舞台『紫式部ダイアリー』を
渋谷パルコ劇場で観てきた。




舞台を現代に置き換えた。
清少納言と紫式部の物語。

清少納言・斉藤由貴と、紫式部・長澤まさみの
二人芝居なのである。

ぶっちゃけ、清少納言と紫式部の話を
現代に持ってきた意味は不明(笑)。
現代だったら、清少納言と紫式部の
物語でなくても何も問題なかったりする…。


主演二人の共演といえば
前クールの『若者たち2014』があるが
確か一緒のシーンはなかったと思う。

そして、二人の三谷作品と言えば
斉藤由貴は、名作舞台『君となら』。
再演もしている。

そして長澤まさみは
3夜連続でやったドラマ『わが家の歴史』に
出演しているくらい。



長澤まさみの舞台は初めて見たが
女優としての成長をとても感じた。
…というか覚悟が出来てるように思える。
女優として生きていくという覚悟。
今回はけっこう嫌な役だけど
それも思い切り振り切って演じている。

長澤まさみが美人でスタイルがいいことは
改めて言うこともないだろうけど
それだけでは長続きしないことを
本人はしっかり理解しているのだろう。

…それでも、生で見るとやっぱり圧巻だわ。