僕は子供の頃から
映画とかドラマを見ると
必ず監督(演出)と脚本家を確認する子で
今も、作品を見る基準は
監督と脚本家が8割である。

そんな僕にとって『おやじの背中』は
すごく嬉しい企画だったんだけど
これって、世の中では少数派なんだよね。
みんな、スタッフにそれほど興味ない。



さて、『おやじの背中』の最終回は
脚本・三谷幸喜だったんだけど
毎度おなじみのウソをついて
なりきっちゃうパターンだった。
さすがにもう、みんな飽きてるんじゃない?

主役は、病気療養の市村正親代わって
小林隆だったんだけど
小日向文世が出てるんなら
主演・小日向でよかったんじゃないの?
視聴率は最低の6.2%。
そりゃ、そうだよね。
小林隆では弱いよ。



ここからは三谷ファンとしてのマニアックな話。

脇では堀内敬子、瀬戸カトリーヌ、
八嶋智人といった
三谷作品常連メンバーがカメオ出演していたが
元AKBの秋元才加は、
舞台『国民の映画』以来の三谷作品。
吉田羊は、『国民の映画』にも出演しているが
2009年の東京サンシャインボーイズ『returns』で
唯一サンシャイン以外のメンバーとしても
出演している。
僕はこの作品で吉田羊を知った。


しかし、ラストはなぜ小栗旬だったのだろう?
三谷作品的にいえば
藤原竜也、妻夫木聡あたりでは?
と思ったんだけど…。