舞台『ロスト・イン・ヨンカーズ』を見てきた。

ニール・サイモンの脚本を
三谷幸喜が演出した舞台だ。


僕は20年以上の大三谷ファンではあるけれど
演出家としての三谷幸喜には
それほど評価もしていないし、興味も持てない。

最近は『桜の園』、『ドレッサー』と
立て続けに海外の作品の演出のみを行っているが
そうじゃないんだよなぁ
…というのが僕の感想だ。

『ロスト・イン・ヨンカーズ』も別に悪かないけど
三谷が演出することで何か新しいことが
生まれたとも思えないし
ニール・サイモンの違う一面が引き出されたとも思えない。


三谷幸喜の最大の魅力は
笑いに溢れた脚本が書けることにある。
年に1本でいいからそんな作品を書いて欲しい。

来年の『酒と涙とジキルとハイド』期待してますよ。