「半沢直樹」シリーズは
第1作『オレたちバブル入行組』
第2作『オレたち花のバブル組』
第3作『ロスジェネの逆襲』
そして連載中の第4作『銀翼のイカロス』と
なっており、
今回は1~2作目がドラマとなっている。



池井戸潤の原作なので
内容は間違いないだろうとは思ったが
視聴率19.4は思った以上だった。
内容の良さと視聴率は必ずしも
合致しないからね。
今回は何が良かったのかなぁ?


さて、内容についての絶賛の声は
いろんなところで聞くが
同時に上戸彩についての批判も
耳に入ってくる。

確かに、あのドラマの中で
1人浮いた存在だった。

決して、上戸彩という女優を
全否定するワケではない。
ただ、あのドラマに関しては
アンマッチであったと思う。

器用に何でもこなせれば役者としては立派であるが
他の人には出来ない役をこなすことも
役者として大事な要素だ。
キムタクは何をやってもキムタクと言われるが
キムタク以上に彼の役を演じられる人はいない。
上戸彩にだってそんな役は
これまでにもたくさんあったハズだ。
そういった彼女のフィールで頑張ってさえいれば
女優としての評価も下げずに済んだハズだ。

事務所が強引にねじ込んだのか
制作側が話題性でキャスティングしたのか
どっちにしても
作品の質を下げてしまったことは残念だ。