フジテレビの大多常務が、
続編ドラマが多い現状について質問を受け、
「むしろ新作が多過ぎると個人的には思っている。
少なくても4枠あるうちの2枠あってもいい」と語った。

僕自身は続編そのものを批判するつもりはない。
続編を作るということは人気があるからだし
ファンにしてみれば続編が作られるのは嬉しいことだ。


僕が危惧するのはファンをガッカリさせる
安易な続編である。

例えばキャスト変更。
「ガリレオ」では柴咲コウから吉高由里子へ相棒が変わり
7月から始まる「救命病棟24時」第5シリーズでは
江口洋介から時任三郎に主役が変更になる。
主役が変わる時点で
それは本来のドラマではなくなるのだから
続編という位置づけ自体おかしい。


人気作だからこそ
作品のクオリティや
ファンが求めるモノを意識して欲しい。
それは新作を作ることと同じくらい
気を使うべきことなんだと思う。