3DSの『とびだせ どうぶつの森』が絶好調だ。
あっと言う間にミリオン達成で、現在約130万本。
年末商戦で『マリオカート7』の180万本も
抜き去りそうな勢いである。


そもそも2005年に発売した
DSの『おいでよ どうぶつの森』は
500万本を売り上げているのワケだしね。
『どうぶつの森』は携帯ゲーム機と相性がいいのだ。


そして、『とびだせ どうぶつの森』を11月発売したのには
もちろん理由がある。
12月8日に発売を控えているWiiUと
潰しあわないようにするためである。



とりあえず3DSは軌道に乗せた。
任天堂の次なる勝負はWiiUなのである。

Wiiはスタートこそ良かったものの
早い時期に失速してしまった。
原因はマリオ、ゼルダ、マリオカート、どうぶつ、スマブラ
…という任天堂のヒット作が一通り揃った後の
ゲーム機成熟期にサードパーティからヒット作が
生まれてこなかったからである。
ドラクエⅩまで引っ張ることが出来なかった上に
オンライン・ドラクエもパッとしなかった。

でも、DSはそれが出来た。
レイトン教授やイナズマイレブンといった
新しい人気シリーズも生まれたし
ドラクエⅨだって400万本売った。
実はここが勝負の分かれ目なのだ。
きっと3DSもうまくいくだろう。


WiiUの本当の勝負は3年後。
でもその前にまずは年末商戦を制さないとね。