『リーガル・ハイ』初回12.2%

期待通りの面白さだった『リーガル・ハイ』。
やっぱり古沢良太氏の脚本はいい。
そして、もちろん堺雅人。

堺さん演じる古美門もいいキャラクターだ。
堺さんじゃなければ成立しない。
これだけテンション高くて
早口でもしっかりセリフが聞き取れる。

こんなにテンションの高い役を演じている
堺さんを見るのはいつ以来だろう。
『南極大陸』の氷室とのギャップがすごいなぁ。
こういう役を自然と演じることが出来るのが
堺さんのすごいところだ。

僕は常々言ってるのだけど
上手い役者の条件はテンションの高い役が
どれだけ自然に演じられるかだと思っている。
物静かな寡黙な役というのは
いくらでも誤魔化しが効く。
極端な話、ド素人がやっても
そこそこなんとかなってしまう。
でもハイテンションな役は
しっかりとした技術がなければ絶対ムリ。
そして、意外とそんな役を
演じられる役者は本当に少ない。

大泉洋さんやユースケ・サンタマリアさんが
起用される大きな要因は
それが出来るからなのである。


堺さんの古美門も
今後の展開が楽しみだ。