堺雅人さんの転機といえば
2004年の大河ドラマ『新選組!』ではないだろうか。

『新選組!』の山南敬助役では
隊士の中で微妙な立ち位置、土方との対立など
難役をみごとに演じ切り
切腹のシーンでは、放送当日反響の電話が鳴り止まず、
その年末のアンコールでも1位に選ばれた。
この山南敬助役でイッキに知名度を上げ
更に2008年のNHK大河ドラマ『篤姫』で
篤姫の夫・徳川家定役でその存在を決定的なものとした。


俳優としてのスタートは
早大演劇研究会での劇団「東京オレンジ」である。
僕自身も堺さんを初めて見たのは
舞台『VAMP SHOW』で
三谷幸喜さん脚本の作品である。
この作品には佐々木蔵之介さん、橋本潤さん
河原雅彦さん(ともさかりえの元夫)、伊藤俊人さん(故)
などが出演しており
堺さんは、一番下っ端の役を若々しく演じていた。

たかが11年前の作品である。

当時は「堺雅人」なんて言っても
演劇ファンくらいしか知らなかったのにね。
佐々木蔵之介さんもだけど
大きく成長したなぁ。