『未来の想い出』は、藤子・F・不二雄先生が
1991年に発表した作品である。

晩年は体調を崩したこともあり
1996年に亡くなるまで、
ドラえもんの映画原作のみに
仕事を絞っていた藤子先生だが、
その中で『未来の想い出』は
ドラえもんから離れ青年誌に連載した貴重な作品である。

人生に後悔している漫画家が
「記憶を持ったまま人生を何度もやり直す」という
藤子先生お得意のSFで、
改めて藤子先生の天才ぶりを再認識させられる。


またこの作品は、1992年に映画化もされている。
監督は、先日亡くなられた森田芳光氏だ。

主人公は原作の男から女に変更になっており
清水美砂が演じている。
若き日の唐沢寿明さん、鈴木京香さんも出演している。



『未来の思い出』はこちらに収録されています。



こっちは映画版。映画はハッキリ言って面白くないです。