西島秀俊

西島秀俊さんといえばやっぱり
ドラマ『あすなろ白書』で演じた
同性愛者の印象が強い。



どこか謎めいていながら
筒井道隆さん演じる掛居保に
密かに恋心を抱いているという
難役を見事に演じきった。

端正な顔立ちと演技力で
その後も大活躍していくんだろうなぁ
…と思っていたが
意外にそうでもなく
９０年代後半にもなると
パッタリ姿を見なくなった。

いや、実際どこかに雲隠れしていたワケではない。
もちろん、ちゃんと芸能活動はしていた。
単に僕の目に触れていなかっただけといえば、
その通りなんだけど
このまま消えてしまってもおかしくはなかった。
芸能という世界は実力があるからといって
必ずしも成功出来るわけではないのだ。


しかし、わからないものである。
ここ２～３年の彼の活躍を見る度に
ようやく実力が人気として評価されたなぁ
と思う反面
どうしてもっと早くこうならなかったんだろう？
と思わずにはいられない。