あまり知られてないが『モジャ公』は
藤子F先生の隠れた大名作である。

藤子F作品としては珍しく
1つのエピソードが長い上に
かなり練り上げられているので
大人が読んでも十分読み応えがある。
…というか子供より大人の方が楽しめるかもしれない。

実際、幼年向け雑誌に連載されていたが
子供には難解なストーリーだっために打ち切りになっている。
(つまり最終回が存在しない)
作者本人は入れ込んでいただけに
青年誌で描いても良かったのでは…と残念でならない。


1995年~1997年にアニメにもなってはいるが
アニメ版は原作と全く違う内容になっている。
原作を読んでない方にはぜひお勧めしたい作品だ。