②でコノフィツムの管理での大きな失敗要因は、光量不足と水不足だと書きました。


水やりについては②の方で説明させていただきましたので、光量について書かせていただきますね。


コノフィツムは日光のよく当たる場所に自生している植物ですので、外管理を基本として適度に日光を浴びさせてあげてください。


生育期である冬場は、気温の低下にともなって室内避難をする方も多いかと思います。

その際はできるだけ日当たりの良い場所で管理してあげてくださいね。

前述しましたが、生育期の光量不足は初夏にジュレる原因となります。

室内ではどうしても光量が足りない場合が多いため、室内避難をする場合でも外気温が低すぎなければ(3〜5℃を下回らない程度)、日中はお天気の良い日に外に出してあげるとなお良いかと思います。


そして、夏場。

夏の日差しは強すぎるため、遮光が必要となってきます。

遮光しないと葉焼けしてしまったり、苗全体が高温でだめになってしまったりします。

かといって日のあまり当たらない日陰に置くと、光量不足になってしまいます。


難しいですね…。


私の場合は、南東向きのベランダで管理していますので、日差しの強くなる5月頃からコノフィツムエリアには遮光カーテンを取り付けます。

だいたい50%位の遮光です。


照度計という簡単に明るさを測れるものもありますので、不安な方はこちらを用いても良いですね。


もしくは、苗の状態をよく見て、置き場所を改めるということも可能ですので、5月頃には1度苗の状態をよく見てあげてくださいね。


置き場所を変える場合、急激な変化は苗にダメージを与えてしまいますのでご注意ください。


例えば、冬に室内避難していた苗を春になって外管理へ戻す時などは、一気に直射日光下へ移動するのではなく、日当たりの弱い場所から始めてくださいね。


ぷくぷくしてコロンと丸みを帯びた可愛いコノフィツム。


置き場所(日当たり・風通し)と水やりについて季節ごとに適切な対応をすることで、元気で美しい苗が育っていきます。


皆さま、コノフィツム沼に一緒にはまりましょう♬