私は昔から安易に他人の作品や趣味趣向、発言に対して「○○みたいだね」とは言わない様に心掛けている。
それらはなんらかのきっかけや経験があってその人の中から自然に出て来た物かもしれないし、本当に何かを意識しているかもしれない。
本人の意図は分からないし、類似検索よりも目の前のその人の誠実さを受け止めたいと思う。
第一印象で「元カノに似てる」とか「元カレに似てる」って言われるとわりと反応に困ると思うし、なんなら嫌だったりするあの心境に近いと感じていて、そんな冷や水をかけたくない。
しかし、他人はよく「いや、褒めてるんだよ。○○みたいで良いねって事だよ」というがそれは正直語彙不足の甘えだと思っている。
発言は確かに自由であって良いが奔放であってはいけない場面もあるんじゃないかと思う。そうであって良い場面も当然あるし、その方がむしろ円滑な事だってある。
しかし、他人の在り方に対して有名人だろうが身内だろうがそれらを引き合いに出す必要は無いと思っていて一言「いいね」と素直に言えばそれで済む。
その後にもしどうしても言いたい欲求があるならそこは「○○さんとか好きだったりする?」とか「○○さんのスタイルとかもハマりそうだよね」とかで所謂相手を尊重した言い方に変えれば良いと思う。
そうする事で言われた側も気持ちよく受け取れるんじゃ…ないっすかねぇ?(笑)
と、日々なんとなくそんなやり取りを目の当たりにしたり、言われたりした時に感じている。
対話というのは常に相手ありきなので自分の言いたい事をひたすらに言いたいだけなら壁に向かって話してれば良いと思うし、そうでないならやはり相手の事を多少は慮って発言し合って優しい世の中にどんどんなって行ってくれれば良いなとずっと思ってるし、思ったからには実行する事にしています。
折角鉢合わせたんだし、気持ちのいい頭突きで居ましょ。