太陽系第三惑星・地球。
この、宇宙に輝くエメラルドを狙う者は多く、今まさに、地球に危機が迫っていた。

そして今、地球を守るために、新たなるヒーローが立ち上がろうとしていた!

その名は!








とある街の一角にある工場跡。
そこを改修した基地を拠点として、この地球を守っているヒーローがいた………

早速、その姿を覗いてみよう!



!?























開幕から何やってんだあんたら!下手すりゃ削除されるかも知れないんだぞ?!わかってんの?!?!

ショタくん「だって中々来ないからさぁ」

ミライ「そうよそうよ、まだ時間があるからついでにショタくん怒張を静めようと………」

ショタくん「………そんな事言って、本当は欲しかったんじゃないの~?ミライさん♡」

ミライ「あら♡ショタくん誤魔化せませないわね♡」

………まあいいや、さっさと自己紹介して話を進めて


ショタくん「ああ、そうだったね………こほん、はじめまして!僕はショタくん、一応この物語のヒーロー………って事になるのかな?ビートゼノンのパイロットやってまーす」

ノリ軽いなぁ………

ショタくん「ちなみに元被虐待児で毒親育ちでいじめ被害者で不登校でーす、でなきゃ子供がヒーローなんてできないからねw」

軽いノリで紹介して言い過去じゃないよねそれ?!?!

ミライ「続いて………私は「後藤座未来(ごとうざ・みらい)」、ビートゼノンを作った科学者よ」

ほうほう、つまる所はロボット物の博士枠と………

ミライ「ちなみに顔がウインク固定なのは作者がパーツを無くしたからよ!」

なんてどうでもいい情報だ!

ショタくん「ちなみに表情パーツが変わらないのは作者がめんどくさがってるからだよ!」

なんて怠慢な作者だ?!

ショタくん「ちなみに僕の首から下もロリハルヒとセーラー服でそれっぽくしてるだけだよ、早く男の身体がほしいよ」

だからそういう情報はどうでもいいわ!

ショタくん「そうだよ(便乗)」

ヒーローが淫夢語録なんて使うんじゃない!


………と、話を進めていた、その時!


ギャオオオ~~~っ!!

都内のど真ん中に、地面を突き破って怪獣が現れた!
あのウルトラマンタイガとも戦った、怪獣ヘルベロスである!

………えっ?どう見ても空き缶にしか見えないって?
うるさいっ!俺がビルつったらそれはビルだしここは都内なの!
心の目で補ってくれ!



怪獣出現の知らせは、ショタくん達の元にも届けられた!

ミライ「都内に怪獣出現………これは私達の出番ね!ショタくん、出撃よ!!」

ショタくん「はい!ミライさん!」



説明しよう!
ショタくんはミライ博士の作った対怪獣用スーパーロボット、ビートゼノンのパイロットなのだ!!

ショタくん「ビートゼノン、発進!」
『システム起動!クリアード・フォー・テイクオフ!!』

対峙する、ビートゼノンとヘルベロス。
今、都心を舞台に、怪獣対巨大ロボットの戦いが始まろうとしていた!

ヘルベロスは強い。
当然だ、ウルトラマンタイガですら苦戦した相手なのだ。
ビートゼノンも、次第に追い詰められてゆく………。


ショタくん「まだだっ!この程度でビートゼノンはやられないぞ!!」

だがビートゼノンも強い!
自慢のパワーで、一気に形勢逆転だ!


ショタくん「トドメの必殺!ビートコレダァァーーーッッ!!」

ビートゼノンの必殺技、ビートコレダーが炸裂!
ヘルベロスは、たまらず大爆発を起こした!



怪獣を倒し、街の平和を守ったビートゼノン。
しかし、彼に投げ掛けられるのは、称賛ではなかった………


「そんな強大な力、人類の持っていい力じゃない!」

「怪獣の命を何だと思ってるんだ!共に地球に生きる命だぞ!!」

「人型戦闘ロボットは危険な力だって、まだ解らないのか?!」

「地球にはウルトラマンも仮面ライダーもスーパー戦隊もいるんだ!過剰な力は必要ない!」

出るわ出るわ、善良な市民サマからの罵詈雑言。
ビートゼノンがいなかったら、街は壊滅してたのかも知れないのにね。



ショタくん「………ミライさん」

ミライ「なあに?ショタくん」

ショタくん「こいつら踏み潰してもいいかなぁ💢💢💢💢💢」

ミライ「ダメよ、ヒーローが生身の人間に手出すのはまずいわ」



ヒーローへの道は長く厳しい。
守ってあげたのに文句垂れるような一般市民も守らなければならないのだ。
がんばれショタくん、がんばれミライさん。
そしてがんばれ、ビートゼノン。
ヒーローとして認められる、その日まで。