私たちは2人暮らしで、会社が家賃の7割を負担してくれていて子供もいなくて私も働いていたので、今までは割と自由に楽しく暮らしていました。
子供がいる友人からは「優雅でいいね」と言われたりもしましたが、実はベビ待ちで病院通いしていたのでけっこう出費が多くてまわりが思うほど優雅ではなかったです。
加えてお互い趣味があってそちらにお金をかけていたり細かい性格同志ではないため、マイホーム貯金は会社の財形貯蓄以外はしてもいませんでした。
治療が進むにつれて私のサラリーだけじゃ間に合わず、もともと貯金もろくにしていなかったのでわずかな貯えもあっという間に減ってとてもじゃないけれどマイホームは考えてもいませんでした。
そんなある日、友人のブログを見ていてたまたま出ていた物件広告をクリック。
いつもなら広告関係はスルーなのになぜかこの日は違っていました。
思えばこれが運命の別れ道だったんですね。
もともと小さい時から新聞に入る物件チラシの間取りを見るのが好きでインテリア関係の雑誌も好きな私は見ているうちにどうしても実物をみてみたくなり、軽い気持ちでダンナさまに「ねえ、マンション見に行こうか」って・・・。
「は!?買うの?」と言っていたダンナさまでしたが同期も家を買い始めていたのでちょっとはその気があったのか素直についてきてくれました(勝手に予約・笑)
これが2012年の5月下旬でした。