☆nagisa的☆SATC-inKOBE-☆

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nagisaのHAPPYLIFEとコラム

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ピンク色の白衣を着た女が

裏むけた安産祈願


数える数字に導かれて

いつか血液に注入した

夢心地に似た感覚の中
 
あたしの身体の中に宿った何かが

なくなっていく。






あたしの身体を通り過ぎてく
  
 
男たちになんの感情もうまれなかった。
 

なんの感情もいらなかった。





爆音を漏らす

黒い箱の中が

唯一

息がしやすい場所

  



求めてはいけないものなら

手に入る


くだらない女で充分

大切なものもわからないままで

いたかった





壊れてしまうものなら初めから

いらなかった。



壊れた後の笑い方も

うまく身に付けたハズが

忘れてしまいそうな

今がこわい



紺色の制服を脱いで

金色に染めた髪を

纏めたあの時に

捨てた





脱がないと決めた赤いヒールも

ダンボールの中のたくさんヒール達と

寂しそうな顔




壊れてしまうものなら

はじめから

いらない。







神か


見知らぬ誰か


どちらでもいい


 
誓いなんて



すぐ壊れる


 





シャッター音が聞こえる場所に

いる限り


壊れてしまう愛も

息が苦しくなる恋も

女のお遊びのような友情も

いらなかった





いつか嘘になる男たちの

“愛してる”も

女達のバカにした話し方も

汚い嫉妬心も




なにも言わず受け入れてきた








だから


一見安心な空間なんて


これっぽっちも求めていない


一見幸せな空間だけは


求めていない













壊れるものなら





はじめから




いらない

 




Android携帯からの投稿

『12月そっちでレースあるけん。』

博多弁の彼からの連絡を返せないでいた。

水の上を走る彼は
身長規定や体重規定があるため
小さくて痩せた身体をしていた。


だけど九州男児と呼ばれる彼は
男らしくて
優しい人だった。


お互い

神戸と博多の距離に


『好きだよ』


の次が出てこなかった。



『彼氏出来たと?』

の彼からの連絡をしばらく無視する私に彼は

『それならそれでいいけん。連絡してほしい』


と。




少しためらった。

彼なら結婚も考えた上で付き合えるかもしれない。
顔はタイプ。
博多弁もわるくない。

卑怯な女の考え。
ただ一つ。今まで彼に報告した事のなかった言葉。

『彼氏出来てん』


あたしは恋愛と距離の間で渦巻く彼と友達に戻る覚悟をした。


気付いとったとー


幸せになりや。




と言ってくれた。

久しぶりに話す彼は
相変わらず優しかった。

あたしに彼氏が出来た事で
彼は答えてくれた。

『お姉ちゃんが違う県に嫁いで苦労しとうけん、お前に同じ想いさせたくなかろ?』


そんなちゃんと考えてくれてたんだ。

でもきっとこの2人は
恋人同士にはなれなかったんだと思う

彼があたしには優しすぎた。









そして今の彼の存在がどんどん大切なものに変わっていく間




彼は遠くにいた。


遠くの彼は
最後の最後まで優しかった。





幸せになりやー。
ただお前が泣きべそかいた時ぐらいは相談にのっちゃるけん。



こんな優しい彼に相談なんてしないよ。
これがあたしの答えだった。














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恋愛なんてもうしない。

そう心に決めたあの日から

そんなに時間はかからなかった。



過ぎ行く時間の中で

誰かが私に恋をしている。

何もない私を好きだと言う。


それは

顔がタイプとか背格好とか

よく喋るとか

そーゆうとこでしょうか?



好きになんてなれなくて

答えなんて出せなくて

一人でいたいって強く想った夜があった。





だけど今は

目覚めた時

誰もいないこの部屋が

冷たくて手が悴む。



大恋愛なんて

もう絶対しないと

誰に誓ったんだっけ。






親友が恋愛に生きる姿は
あたしにとっては綺麗な様で
不思議で仕方なかった。

誰か一人を追いかけるほど
勇気はなくて
自分の心を占拠されるぐらいなら
恋も愛も知ったもんじゃないと。


いつか小さな命が私を愛で包んでくれるまで



だけど
その小さな命も
誰か愛する人が出来た後の話か。
そう想うと
全て諦めて

一人神戸を離れようか。


そんな秋の始まりだった。

始めて素直に

今年のクリスマスは

君の隣で

かわいい一人の女の子になりたいと


想った。







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24age

恋愛には程遠い

仕事もまだまだ未熟で

自分も周りの人も踏んだり蹴ったり。

わがままが可愛い時期も過ぎたお年頃。

そんな簡単に夢なんて見つけらんないし


そんな簡単に人を好きになったりしないんだからね。

まだ納得いかない。











Android携帯からの投稿







夜の世界で生き抜くためには

少しの優しさと

少しの根性と

少しの強さが

あれば。

あと、楽しんで。










送れなかった

自分の家の特等席











心があったかい。





メイク落として

寝よう。


今日はこのまま











女の子で良かった。

ヒールの音好きやな~。







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