みるみるダンナさんに食欲が出てきた
私が来る前の
五日間、この期間が
とても重要だったなぁと 思います。
お兄さん夫婦の献身的な看病が
ダンナさんの食欲を復活させ
生きる糧を作ってくれた、
お兄さんの奥さん(Yさん)は
水素水や、漢方など
たくさん用意してくれ、
空間を細かく配慮してくれた、
音、光、香り、見えないものに気を配り
古代文字も置いてあった
私は
日本語の48音や古代文字に昔から惹かれていて、単純にかわいいカタチだ
と
犬や猫を見るような目になる
この見えない場所を整えるって大事なことだと感じてたので
大変有り難かった
、
数日前は何も飲み食いできず
足をパンパンにむくみトイレにも行けず
その上突発性に耳が聞こえない
息も絶え絶えだったのが
嘘のように時間が進むごとに変化する
神秘だね、
人って。
生きるって
すごいね、
神秘なんだ、、、
気と体が反応しあってるようでした。
どちらの車輪もグルグルとまわり続けてるんだね、
自分もそうなんだ、カラダにねぎらい必須
本人の中で 少し光がみえたよう、
行ける、
行くわ、
と誕生日会の前日言いだした
長時間の車移動、大丈夫か、
大丈夫
そうか、
わかった、
電話するね、
当日の朝、
母に報告して、娘に替わってもらうと
ビートルズ来日
のようなオタケビをあげて喜んでいた、
お父さんに替わるよう言われ
ケータイを預けた、
お父さんは左耳はかすかに聞こえるようで
話せてる
「元気やったんかいなー!
来てくれるの楽しみや!
メルカリで見つけたドレス着て待ってるでー!」
あちらから漏れてくる
語り口調が
大阪のおばちゃんそのもの。
6年以内で
大阪のおばちゃんは簡単に作れる、
と確信しました。
でも、
なんか、
あっけらかんとし過ぎた 楽しい口調に
どこか
人への思いやり
空気を、読む
みたいなものが見えて、
カラ元気にしてくれてる強さに
強くさせてしまったことに
とても、申し訳ない気持ちになった、
🌾
🌾
私たちにとって
誕生日会に、付け加え、
色々と手配してくれた姉に病院を出た件を謝り
離れて暮らしても受け入れた両親に、お詫びをすること、
また改めてお世話になること
彼には
関わってくれてる家族に
今までのきもちを
面と向かって謝ることができる
良いチャンス
↑
ここまできたら エイヤー!と気合い入れんとなかなか難しいよね、
川の流れのように
あちらから このチャンスが来たのだから
きっと帰れるに
違いない
お義母さん も誕生日会に連れて行きたかったけれど、
またこちらまで私が送ることに
とても遠慮してらっしゃった。
私自身、往復、行ける、
と思って誘ってみたが、
やっぱり違う日に、と言うこと。
孫にも会いたいけれど、ウチの母に会いたいと言っていた。
人の感情はその人の立場にならんと
本当のところはわからない、
お義母さん、
どんな感情なんだろう、
「慮る」
おもんばかる ことは
字のごとく、難しい。
お義母さんとは
またすぐ来るからとお別れし、
実家に向かう道中、
車で
ダンナさんは
久しぶりに会う
うちの家族、娘
緊張、不安、もあって、
その反動でたくさん話しをした、
「会ったら 娘におじいちゃんみたい
って言われるかな」
「うん、子どもやし言うと思うよ、(私もおじいちゃんみたいや思ったから)
今から覚悟しときー笑」
本当に言われたら
ダンナさん
傷つくかもしんねえから、
今、傷を浅くしとこー。
着くと、
みんな太陽の光みたいに迎えてくれた、
娘は、
グイグイ前に来て
ビートルズ来日のコーフンそのままに
最初の言葉は
きゃー!
お父さん!
かわいーーー!
かわいなってるー!!
でした。
おじいちゃんでは無かった、、
かわいい、
すごい、、、わ
たしかに
おじいちゃんも、かわいい、
うん。
すごい、
ほんまや、!
かわいいわ、よく見ると。
的を得ていて
なおかつ人を傷つけない言葉、
わたしには浮かばない、
言葉ソムリエと言うのがあれば
優勝してる、
ひとまず
良かった!
ダンナさんも
傷つかないでよかった!
でも
やっぱりか、
配慮、
できてしまう歳になってもうてることに気づきました。
もう、だいぶ前から
配慮
や
思いやりを 私たちに投げかけてた
ことに気付く。
思ったより、子どもは
オトナ
複雑な気持ちになりました。
罪悪感がすぐに生まれるので、
これをどうにかして、
変換していく。
この以前に
罪悪感について、何度も遭遇し、
やられていた、
だから、ホーキンス博士の感情の図(下に添付有です)を見たとき
罪悪感は
怒り
よりも悪いものを
周りにも、自分にも撒き散らすことを
知っていたから、
その罠にははまらぬように
感情には注意深く、
今どんなことが自分の中に渦巻いてるか?、、
そしてそれが自分を責めることになってないか、、
近所のレストランに移動し、
娘は
ずっと、ダンナさんの腕を離さなかった
ずっと
ずっと、かわいい❤️かわいい❤️
といろんなところをさすっていた、
ウチの姉もさすが看護婦さん、
軽やかに お話してくれる、
腫れ物感が全くなく、
軽やかに、そして、病状のことも
スーっと聞いてくれ、
本人から話しやすい、、
みんなに 助けられてる感、ヒシヒシ。
娘は、
ここから
みんなで住むことに
とても嬉しそう
なんやかんやで、
娘にとって
1番ベストな状態になっていた。
私は
流れるように急にみんなで住むことになり、
全てが 晴れやかになった
けれど、
病状は変わらず、良くはない、
2週間後に控えた
大切な東京の展示会を
さて、どうするか、
いろんな状況を踏まえ、
先方さんとの話し合いがはじまるのです。
ここでも、
人の温情に救われた、、
そして
まだ
こんなもんじゃない
、、
人生は
想像を遥かに超えてくる
罪悪感は怒り💢より 暗い淵に連れて行かれてしまうのです。
皆さまお気をつけください。
罪悪感が出てきたら
手放して、開いた手で自分をぎゅっとしてあげてください、
あなたは
なにも
悪くない。
誰も悪くない。