あちらの実家に行くことになり
前夜
お母さん(姑さん)に電話を入れた、
3.4ヶ月ぶり
電話をしなかったことも含め 謝ると
久しぶりの会話はいつも通りのトーンになり
お母さんは
息子のこともそこそこに
「なんでこんなことなってもうたんやろ、
もう私のせいや、私の遺伝子が
うんぬんかんぬん
「いや、お母さんそんなことないですよ、、うんぬんかんぬん」
まさかの
何度も聞いたお決まりのフレーズへと導入(導入まで5分かからんかった)
どうせ私なんて
誰も相手にしてくれない、
こんなカラダやから、世話もしてやれない、私なんて
この前も近所でな、、と続く
無価値感、、
パネェ
こんな状況でも(だから)
悲劇のヒロインにどっぷり浸かってらっしゃる
このフレーズは、私にとって懐かしく
お母さん変わってなくてよかった、
言う安心感も湧いてきた。
その人の持ってるキャラをそのままに出してくれることに 安心感。
いつもの
これこれ
待ってました!
の
話の掛け合いに私は救われた、
「お母さんそんなことないですよ、」
前にも増してパワーアップして
おいおい泣いてらっしゃる、
泣きどころは
自分がいかに
不幸か
お母様、、ブレない、のね、
オメーの息子、今テーヘンなことになってるんだけど!
それはコッチに置いといて、
主人公は渡さない、、!
むしろギラギラにライト当たってる
この時、
人は信じてることから1ミリもブレないんだなと思いました。
私は自分のことをよく流される、ブレやすいと思っていました。
だから
瞑想や食事、心理学本から
本来の自分に戻るように
道具やポイントを探し求めていたし、
それを実行してきた。
ブレやすいと言うことを信じてたから
ブレやすいことが起きるんか、、
だったら、
この信じて疑わないことを
自分の好きな状態に
すり替えること、できるんちゃうか、
と思いました。
だって、信じきって疑わないと言うことは
もう簡単にできてるんだから、ね。
変わらないものにホッとしつつも
やはり変わっているであろう、
久々のダンナさんの姿に 涙を流してしまうのではないかと
緊張する、
お母さんとの電話の後も
向かう車の道中、涙を出しきろうとして
前が見えない(あぶねーなー)
目の前で絶対 涙はご法度(はっと)
流してなるものか
でも
涙はなかなか枯れません
やっぱり、うん十年も前から知ってるとね、母親のような気持ちになるのかな、
私も気をぬくと
主人公ぶっていました。
2時間ほどで
お兄ちゃん邸に到着、
挨拶ほどほどに
客間に行くと、
奥の方で
ダンナさん、少し夢うつつに寝てはりました。
顔はそんなに変わらなかったが、
やはり、全体的に小さくなっている、
息もあさい
少し目があき、
来たよと言うと
うんと返って来た
声も小さい
なかなか、触れることはできませんでしたが、
私より細くなった腕
自然と撫でていました。
少しずつ、コッチに来てからの話しをしてくれて、
1人で暮らしていた時のことも話してくれた
よう
がんばったなぁ、、
ようがんばったなぁー
しか
言えませんでした。
そしたら、
ダンナさん
「お母さんのとこに移ったら、
お兄ちゃんとこに戻らず、
そっちへ行って良いかな、、
、、
お父さん
許してくれるかなぁ、、、
とポツリポツリと
自分から言いだす。
許すもなにも
みんな待ってるよ、
娘も待ってるよ。
みんなそれを
ずっと望んでたんやで!!
、
まぁ、
あちらがウルっとするもんやから
出ますわね、
こちらも。
でも意外に短時間で涙がひいた、
前日と数時間前まで
涙を枯らす猛特訓した甲斐があったように思いました。
その後お母さんのところへ移動して
3人で食事しながら
本当に以前のように
笑いあいました。
お母さん、
なぜか焼肉屋を予約してたんですよね、
こんな状況で
あんなに泣いてた後!
焼肉屋に予約できたお母さんに本当に頼もしいと思ったし、
ダンナさんも
急に食べれる!と言い出したんですよね、、
ほんと、みんなに
救われますよね。
2日後に
娘の誕生日会を予定していました。
うちの姉夫婦や両親揃って
この日お祝いしようね
と前から決めてた日 です。
ダンナさんは参加しない予定やったので
その分みんなで盛大にと思っていた、
偶然にも、
またあちらから
流れるように、
帰りやすいチャンスがやってきた、
間に合ったらいいな、
そっちへ移動できたらいいな、
きっと娘、お父さんきたら
喜ぶやろな
でも2日後は無理やんな、、
うちの親は、
しっかり看病してあげて
コッチは私らに任せとき!
盛り上げるの得意やから
あんた 居なくても
大丈夫や!
彼のそばにいてあげ!
と
盛り上げて母不在をだまくらかそうと意気込んでくれてた、
ひとつ、
私とダンナさんに
目標ができた、
帰るんやったら2日後、
娘の
誕生日会に参加したい