・・・。
・・・。
・・・。
・・・「そうだね」
お母さんの使っていた枕を抱きしめながら、私に背を向けて息子がつぶやきました。
鼻をひとすすりして、私の手を引き寄せて、自分の腕を絡めます。
心の底からえぐられるような、胸をグーっと押しつぶすような、、、、苦しかったです。
息子は小さい体で、母がいないという現実と必死に戦っているようでした。
彼の寂しさをどうしたら埋めてあげられるのかなぁ。
私は、私の体温で抱きしめてあげることしかできません。
一緒に泣いてあげることしかできない。
それでいいって人はいうけれど、、、
できることなら、戻りたい。戻してあげたい。
でもきっと、そうやって息子は強くなっていくのかな。
だから、それをしっかり心根で支えていく方法として、抱きしめて一緒に想うことが一番なのかもしれない。
理屈ではわかっているけれど、それが「最高の現実」ではないことも知っている。だって、どんなに大人に成長できても、どんなに人の痛みがわかる子になっても、前向きに素直に生きることができても、、、、「お母さんが死んでよかった！」なんて思うわけないんだから。。。
それこそ、妻が生前書いていた
「最悪の中で、最高を見つける」
ことしかできないのだ。
それが悪いことだとは言わないけれど、、、小学５年生でそういう歩き方をしなければいけないなんて、、、。
・・・。
・・・。
・・・でも、父親である私がいる。絶対に「最悪」にはさせない。
「最高」にはもうできないけれど、
「ちょっと幸せの中で、最高を見つける」人生に、二人でしていこうと思います。
頑張る！頑張りすぎないように頑張る！
まず、明日の朝、起きてきたら、しっかりハグしよう。。。みなさん、おやすみなさい。
頑張って、２日連続投稿。眠たいです。