自転車、持ってる?
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持ってないわ。
昔のこと。。まだ20代の頃。
職場まで一駅分なんてとこで一人暮らしをしていたので通勤はもっぱら自転車だったわ。
いわゆるふつうのママチャリよ。ある時に27インチのシティサイクルなんていうちょっと小洒落た自転車に買い替えたのね。
それから健康上の理由でアパートを引き払い、また実家の厄介になることになったの。
広いアパートではなくても一人暮らしが楽しくなるように、奮発してその頃としてはそこそこ大きなサイズのテレビを所有していたことを覚えているわ。
実家に戻ったら母が気にかけたのは自転車とテレビ。
健康上の。。というのも主に過労から精神面をやってしまったので、母はわたくしにテレビを観たり自転車に乗る機会というか余裕はないのでは、と思ったようだった。
のでテレビは家族のリビングに。自転車は兄にあげなさい、と言ったの。
その時はショックだったわ。実家に帰ってきてしまった、精神面が弱ってしまったという理由で自分の所有物まで失くさないといけないのか、と。
自転車に関しては、兄が24インチの古い自転車に乗っていたから。わたくしの27インチサイズでスポーティな感じのものと兄の乗る、彼には少し小さくてしかもママチャリ、なんていうのと取り替えてあげなさいということだったわ。
悲しいけど途中にその感情は怒りに変わったわね。絶対あげない! じゃなくて、「あなたにあげろって言うからあげる!」て感じで。どのみちそこで兄に譲らないと、自分が自転車に乗って出かけようとするたびに母から何か言われる気がしたの。
兄は「自転車なんて乗れればそれでいい、それにあの自転車はあいつが働いたお金で買ったんだろう?」という反応だったのだけれど。。。
母は意地悪ではなく、本当にそれがいい判断だと思って言っていたのよ。いちおう良かれと思ってだったのね。ただ、どうしても人の所有物とかそれ以外にも。。。精神的、思い出、そういったものに少し鈍感なところがあって、自分がなんとも思わなければ周囲もそうであるべきだそのはずだ、と考える傾向であったわ。
今はだいぶ違っているけども。
その自転車はけっきょく盗難にあってしまったの。
嫌な思い出ができてしまったこと、それで兄がずっとそれを使い続けて、わたくしは古くて小さいのに乗らなくてはならないことを想像したら嫌な気分になったので、正直目の前から消えてくれてよかった、と思ったのが悲しいわね。
ちなみにじゃあまた新しいの買っちゃえばよかったのでは? というのはダメ。もし買ったら、古いやつでもあるでしょう! て母に叱られたはずだから。
わたくしが学校を出て就職してお金を少し貯めたらすぐに家を出たのは、こういうことが通ってしまう家にいるのがしんどかったのもあるわ。
いちおう家族関係は現在は円満よ( ˙-˙ )
まあこういうこともあったって話ねʅ(◞‿◟)ʃ