釣りでよく釣れて嫌われがちなクサフグ。しかしよく観察するととても可愛い生き物です。
今回はクサフグの飼育方法について書こうと思います。
クサフグとは?
クサフグとはフグ目フグ科に属する海水魚で隊長は10cmから大きいものでは25cmを超えます。
日本での生息地は北海道から沖縄までと多く生息しており汽水域や稀に淡水域まで上がってくることもあります。
クサフグに適した水槽のサイズは?
先ほども言ったように25cmまで成長することがあるので水槽の大きさ60cmは欲しいです。
成長速度も早く小さい個体を飼育してもすぐに大きくなってしまいます。
餌や水換えの頻度は?
餌は稚魚ならクリル(乾燥オキアミ)を砕いたものや粒餌にも簡単に餌付けすることができます。しかし10cmを超えた個体や成魚などは餌付けがやや難しく冷凍ワカサギやイカ、アサリやイソメなどを与えることがおすすめです。冷凍ワカサギやイカはピンセットで口元まで運ぶと食べることもありますが食いつきはよくないことが多いです。アサリは片面だけ殻を残した状態で沈めると食べる個体もいますが食べない子は本当に食べないです それに比べてイソメはよく食いつき水槽内に入れておくだけでも気がついたらいなくなってクサフグのお腹が膨れていることが多いです
ピンセットから食べるようならクリルを与えてみて悪化するのをおすすめします。
水換え頻度ですがクサフグはかなり水を汚すので週に2回4分の1くらいの水を交換しましょう
飼育に必要なものは?
海水(人工海水がおすすめ)
濾過器
海水比重計
エアレーション
ライブロック
細かい砂
60cm以上の水槽(稚魚の場合は小さい方がいい)
これらがあれば最低限飼育はできます。
長期飼育をするのであれば殺菌灯やプロテインスキマー
クサフグは砂に潜るのが好きなので飼育の際は細かい砂を入れてください
濾過器ですが先ほども言ったように水をかなり汚すので上部フィルターや外部フィルター、オーバーフロー式などが必要になってきます。稀に外掛けフィルターで飼育している方もいますが飼育に慣れている人や水換え頻度が高い人じゃないと飼育することは基本的にできません。
クサフグがかかりやすい病気はなに?
クサフグは白点病にかかりやすいです。急な水温変化や水質の変化、環境の変化で病気になることが多くちゃんと水合わせをしてから入れたり砂を入れておいてストレスが溜まりにくい環境で飼育してあげましょう。クサフグには鱗がないため他の魚より病気になりやすかったり水質悪化に弱い面があります。毎日健康チェックをし普段と違う行動をしていないか、水質が悪くないかなどを確認し気をつけて飼育してください
稚魚の飼育方法は?
稚魚の飼育はやや難しく成魚と比べて弱い一面があります。餌やりを数日サボったり水換えをサボったりするだけでもすぐに亡くなるのが稚魚ですし水質悪化にも弱いので初心者の方は成魚から飼うことを進めます。
稚魚から飼いたいよ!って方は45cmくらいの水槽に上部もしくは外部フィルターなどの濾過能力の高いフィルターを使い水温変化や水質悪化に気をつけながら毎日ちゃんと世話をして飼育しましょう。
どこでお迎えしたらいいの?
海水魚をお迎えする時ペットショップに行く人は多いと思います。しかしクサフグは近海魚に強いお店にたまにいる程度でほとんどショップで出回ることはないです。オキナワフグやミドリフグなどはいますがクサフグ系統を見かけたことは私もありません。よって採集で取ってくるのをオススメします。
クサフグの採集、運搬方法
クサフグを採るには港などで釣りをするか夜間の港に行くと寝ている個体が浮いてることがあるのでそれを網で掬う方法があります。稚魚の場合は釣りでは採れないので5月下旬あたりから8月にかけてクサフグの稚魚がたくさん港に現れる時期を狙って網を持ってひたすら探すことをおすすめします。
運搬方法は釣具屋や100均などで売ってるバケツ(できれば釣りようがオススメ)にその海の海水を汲み、乾電池式のエアーポンプで酸素を送りながら運搬することがおすすめです。
その他のフグ
港では他にもショウサイフグ、コモンフグ、アカメフグ、ヒガンフグや形が違いますがハコフグやキタマクラなどと出会うこともあります。コモンフグ、ショウサイフグは同じような飼い方で飼えますがハコフグなどはまた少し違った飼い方が必要なので採れた際は調べてから飼育してみるのもありだと思います。
最後に
クサフグはとても可愛いですがよく釣れたり針を壊したり釣れても毒があったりと釣り人に嫌われています。港に行くとよく楽に捨てられている個体も目にしますがそういうことはせず飼育したら持ち帰らない場合はリリースをしてください。