お金持ち、社長になりたい!じゃーなっちゃおう!! -2ページ目

ある時、財政状態があまり芳しくなくローンが組めるか心配だった私は、資産を増やすため身の回りの品を加えた。

 

結果としてローンの申込は断られたが、その理由は不動産への投資が多すぎるからということだった。

 

貸付を決定する会議で、私がアパートからあまりに多くの収入を得ているのが問題になったのだ。

 

銀行はなぜ給料をもらえる普通の仕事につかないのか、その理由を知りたがった。

 

アルマーニのスーツやゴルフ用品、絵画については何も聞かれなかったのにだ。「ふつう」の枠に入っていないと人生面倒なことになることがあるものだ。

安定していると思っていた仕事を失った彼らには、他に頼るものは何もない。

 

いざ財政難に陥ってみると、それまで自分たちが資産だと思っていたものはなんも役にも立たなかったのだ。

 

家や車を買うために銀行のローンを申込をしたことのある人は多いと思うが、あの申込書の「純資産」の欄を眺めるのはなかなかおもしろい。

 

銀行や会計の業務上、資産として計上することが許されているものに意外なものがあったりするからだ。

企業のダウンサイジングが盛んに行われるようになると、何百万人もの労働者が自分たちの最大の資産と呼んでいる持ち家が自分たちの首を絞めていることに気が付いた。

 

つまり「資産」であるはずの家のおかげで、毎月支出を強いられている。

 

もう一つの「資産」である自家用車も家計を圧迫している。おまけに車庫にしまってある何万もしたゴルフ用品は、いまではそれだけの価値はなくなっている。