【漫画】篠原健太『ウィッチウォッチ』1~7 | 本の虫凪子の徘徊記録

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【再読】  篠原健太『ウィッチウォッチ』1~7 ジャンプコミックス 集英社

 

本日は漫画になります。

『SKET DANCE』の篠原先生が描く、ロマンティック・コメディ作品。

現在ジャンプで連載中、単行本は既刊7巻。

ジャンプのギャグ漫画を単行本で買うことはあまり無いのですが、こちらは表紙が好みだったので、つい七巻揃えてしまいました。後悔はしていません。

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以下、内容についての記載あり。未読の方はご注意ください。

 

日本のとある町を舞台に、魔女っ娘のニコと、彼女を見守る使い魔たちが繰り広げるドタバタコメディ。恋愛要素あり、日常パート多め、時々シリアス。主要キャラが高校生なので、若干の学園モノっぽさもあります。

ヒロイン・ニコのポンコツっぷりが可愛い。
ニコの使う魔法って、種類は多いものの、どれも微妙に扱い辛そうなものばかりなんですよね。物を軽くする魔法の「メッチャライト」とかもかなり汎用性が高そうですが、人に使うと性格まで軽く(チャラく)なったり、時間切れで効果が消えると反動で重くなったり、厄介な副作用が多いせいでどうもあまり便利には見えません。ニコ自身がぽやぽやした性格でちょっと抜けていることもあって、時々魔法の使いどころを間違えては事態をややこしくしてしまうことも。苦労するのは大体モイちゃんです。

使い魔組のメンツで個人的に一番好きなのは、天狗のカンちゃんですね。ヤンチャ坊主×関西弁×アホの子というコンボが見事に刺さりました。基本的にツッコミ役。感情豊かで打たれ弱くて、半泣きの顔が可愛い。もうとにかく全部可愛い。そして真顔だと普通にイケメン。

他の使い魔たちも全員キャラが立っています。全員名前が『ウォッチ』を意味するようになっているのも面白い。「もりひと」「かんし」「けいご」「みはる」。ニコへの圧がすごい。
その他の、ネムちゃんやクラスメート、オタクの先生、生徒会組も勿論好きです。ネムちゃんの猫耳っぽい髪型が滅茶苦茶キュート。ケイゴとウルフの双方と恋愛フラグ立ってそうなのには笑いました。
4巻の表紙はネムちゃんなんですが、ちょっと困ったような表情が最っ高に可愛かった。
ちなみにこの巻の最終話が今のところ一番好きな回です。ニューホライズンのくだりは久々にギャグ漫画で声出して笑いました。

スケダンの時も思いましたが、画が上手くてクセも少ないので漫画として非常に読みやすいです。人物はあの頃よりも更に上手くなっているし、全体的に、より洗練されているような気もします。女子キャラはしっかり可愛いし、男キャラもちゃんとカッコいい。
妹が興味を持っているようだったので貸してみたところ、「モイちゃんかっこい〜」と言いながら読んでいました。それな。

軽い気持ちでパラパラ読めるので、気分を上げたいときには丁度良い漫画だと思います。
表紙もポップで可愛いので、本誌派の人もぜひ単行本で揃えてみてはいかがでしょうか。
興味のある方はぜひ。

何か今日はすごい「可愛い」を多用している気がします。語彙力の危機。
それでは今日はこの辺で。
 

 

 

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