時計マスコミ の罪
20世紀末 日経BPがヴィンテージウォッチという雑誌を出しました
ものすごく真面目な雑誌で個別ブランドの製品紹介に 「賛否両論」だの
トレンドのちゃんぽん(モンブラン) だの メゾンの価値を損ねる安易な新作(ピアジェ) だの
メッタ斬りを書きまくった結果
リシュモンが切れて広告引き上げアンド取材拒否して
廃刊しました
此の件で 時計会社側は「来たらやります 来たらね」 という姿勢をマスコミ側に見せたので
時計メディアには過剰なまでに美辞麗句しか並ばなくなりました
緊張感のない取材対象との関係は弛緩し腐敗します
単なるスペックカタログであれば良いのですが 100ワードの感想みたいなものを
弛緩しきった緊張感のない状態で書かれるのは 迷惑なだけです
すべての時計を サイコー としか書かなかったら新規ユーザーは
お手上げでしょう