定期試験を遅らせるという次元まで突入して怖いものなしに成った先生は

情操教育を更に深化させます



二学期の授業参観を体育の授業で行うことにしました


理由は 「普通の教科の授業参観だと問題解らずに輝けない子が出るから」


これは六年の最後まで続けられます (教科が音楽や道徳に成ったこともありますが)


この辺まで来ると 女の子たちの親が(自分が娘を勉強させないとヤバイんでないかい)

と危機感を持つようになり 勉強させた結果女の子たちはソコソコテストの点が上がりました


授業参観の長縄 四一人で合計一二〇〇回ぐらい飛び 情操教育だと

満足したのかもしれませんが 先生の長縄熱は比較的収まりました



六年生に成る時 その2で出した双子の姉ともう一人の友人が隣の学区

(歩いて遊びにいけてしまう距離 実際遊びに行きました) に引っ越して

(二人共 高校は明和…公立No.2の高校)  

僕も 受験がメインになりました


長縄は全体の達成感はもたらせるが個人的な上達感は無い

と考えた先生は 一学期体育を全部跳び箱にしました


八段迄飛べる生徒は一回飛んで終わり 低い段を飛べない生徒を全員で

声を出して応援  ひたすらチャレンジ 飛べるまで応援


最初から八段出来た僕はそういう風に応援される気分は

ぶっちゃけ良くないだろうなぁと思いましたが どうなんでしょうか


確か全員6の段まで飛べました (それを授業参観で見せた覚えがあります)


跳び箱の次は四年よりも酷く拗らせた合唱でした


これについては未だに納得がいきません


僕は幼い時バイオリンを習っていましたし 従姉の見よう見まねで

一応オルガンひけました(今は無理)

合唱も普通にやってましたが それで

ペーパーで一〇〇点(クラスで二人) だったのに 通知表は2

(ちなみのもう一人のペーパー一〇〇点の女の子は5貰ってました)


さすがに文句言いに行ったら 「女子のほうが真面目だ、3をお前かKどちらにやるか

迷ったがKにした 男では2番めの評価だ」と返されました


情熱的を評価するんなら一番情熱的に真面目にやってた

男子が1 だったのは 何なんだろうね