さて本題



いい時計か 悪い時計か 


僕はいい時計だと思います



よく ネット出るたたかれる点を 見て見ましょう


その1  ムーブメントが7750 (最近二階建ての自社ムーブメントも出しましたが)



エタ7750 とは スイスのエタ という会社の製品で ヴァルジュー7750 という名前で通常言われる

自動巻きクロノグラフの 大ベストセラーです


昨今 ジェネリックなムーブメントも出てきてますが 2,3年前までは

50万ぐらいまでの機械式クロノグラフで 自動巻きなら

セイコー(と子会社のオリエント)以外は 

コレか その派生 ( 7751 フルカレンダー付き 7753 横目 )

或いは エタ 2842 プラス クロノグラフモジュール で 99パーセントを独占していました


※ 追記 最近ホイヤーの一部ラインにセイコーのムーブメントの特許を

購入し製造したラインがあります し、 シチズンがスイスの大手サプライ ラ・ジュー・ペレ
を買収したので日本製ではないものの日本の意匠を使ってスイス生産するムーブメントを

利用する会社は増えるでしょう


オメガだろうと ブライトリングだろうと オリスだろうと 

何処のを買っても その2つのどれかが入っている 

(磨きや微妙な部品のグレードの差こそあれ)

そういう感じです



だからつまんねーよ  という意見です


素のエタの時計のムーブメントを  見た事或る人なら分かるはずですが

精密機械という 感覚は0です

プラモデルの素組み とでも言うべき レベルの製品です


此処で誤解してもらいたくないのは 

素のエタ って本当の素の状態はパーツ屋で買うようなレベルのものです

一応のメッキはかけてありますが 油膜ついてたりするレベルのものです


よく素のエタと言われる10万円ぐらいのに搭載されてるのは

あれでかなりトリートメントしてあります


本当に細部迄綺麗にトリートメントした7750はバリの着いた素組の

10倍近い価格がします (骨抜した状態のスケルトンムーブメント

買うと素の20倍近くするそうです)


ある程度のトリートメントがなされている10万円台半ばの時計の7750と比較しても

クロノメーター迄わざわざ通すブライトリングの7750は

掛かっているコストかなり違います

素組でもそれなりに精度出るようになった今の時計で

クロノメーターに何処まで価値を持たせるべきなのかはわかりませんが

大量に受験させても試験に数十ユーロは掛かります(少量だと100ユーロ以上かかる)


7750に掛けるコストで数十ユーロ(確か40ユーロか50ユーロのどちらか)

って 非常に大きいですからね 

ちゃんとコストかかってますよ


60万ぐらいの時計としては(基本的にスイスの場合、高級時計という認識は1万ドルぐらいから

アメリカの場合3万ドルぐらいからになります )