本職の人の立ち振る舞いにすら影響を与えた と言われるぐらい幻想的な映画です。
(キングカズの趣味 マフィア研究も多分この映画から来てるんじゃないでしょうか)

マフィア映画の薀蓄を集めた本曰く、会社側は原作がヒットした時点で映像権を得ていた
コッポラではなく、(当時彼はヒットの無いまだマイナー監督)もっと大物に監督させようとした
とか 、大ヒット後作中のイタリア系歌手のモデルとされた ザ.ヴォイス フランクシナトラに
『殺してやる』とか言われた らしいです。

それまでの映画と異なり、彼らを単なる冷血非道な極悪な人間や
超人的な警察官の単なる敵役でもなく(アンタッチャブル好きですけどね)
家族愛を盛り込んで書き上げたこの映画は怖いもの見たさ
(日本とは異なりその種の構成員と判っただけで
最高終身刑ですし、分かってて関係を持っただけで実刑確定です)
で見に行った観客に、それ以上の満足感を与えました。

一番好きな台詞は

どんな女でもかまわねえ しかし譲っちゃいけない条件が1つだけある
ちゃんと料理を作る女と結婚しな  
                           
                        です。

(身内以外を信用しない護身的な意味の台詞ですが、 何かいろいろ考えさせられますね
ははは)



実録マフィア映画の世界



この本は読むべきです マフィア好きは 絶対