営業損益が1050億円 | 億の細道

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1億円をようやく突破してきました。


果報は寝て待てというけれども、どうですかね?

シャープが一時13%安=格付け機関の格下げで下げ加速





 シャープが一時前営業日比25円安(13%安)の161円まで下げた。同社の経営再建策について、市場からは「何で稼ぐのか道筋が見えない」(国内証券)、「人員削減で優秀な人材が流出し、開発力が低下する」(銀行系証券)などの声が聞かれ、先行きに不安感が高まっている。


また、S&Pが15日に同社の長期会社格付けを引き下げ、格下げ方向の「クレジット・ウオッチ」を継続し、日本格付研究所も格下げしたことも追い打ちをかけている。別の国内証券は「下値のめども立たない状況」と話していた。

 


 





三菱UFJが前営業日比38.1円高の910円と一段高となり、11日の年初来高値911.6円まであと一歩と迫った上、みずほFG、三井住友も上げ幅が拡大している。


三菱UFJ、みずほFGは前場、自社株買いや増配など株主還元を好感して買い人気を集め、後場もこの流れが継続している。また、18日に野村アセットマネジメントは募集上限2000億円の「野村日本企業価値向上オープン(円投資型)」を設定し、複数の証券関係者は「後場にメガバンク株を含め買い出動したもよう」と観測していた。









マイクロニクスが大幅高=好業績株の見直し買いに
 マイクロニクスが一時前営業日比260円高の4565円まで値を上げ、大幅上伸している。


決算発表一巡を受け、「新興市場では好業績銘柄を見直す動きが強まっている」(中堅証券)として、同社株にも買いが波及している。同社は8日に2015年9月期連結決算予想を大幅に上方修正しており、「買い安心感がある」(国内証券)との声も聞かれた。








アクリーティブが新高値=インバウンド関連の中小型株として人気
 アクリーティブが一時前営業日比44円高の517円まで値を上げ、3週間半ぶりに年初来高値を更新した。




市場では「これといった買い材料は見当たらない」(国内証券)との指摘が聞かれたが、ドン・キホーテの連結子会社であることから、「インバウンド関連の中小型株として人気を集めているようだ」(中堅証券)との声が出ている。また、「値動きの良さが最大の買い材料」(ネット証券)との見方もあり、短期筋の値幅取りの動きが活発化している。







東芝、もみ合い商状=不安感と値頃買い交錯
 東芝は前営業日終値を挟んでもみ合っている。



同社の田中久雄社長は15日、不適切な会計問題で記者会見し、「会計上の見積もり判断で内部統制が機能していなかった」などと説明した上、不適切会計は9件あることを明らかにした。


市場では「社長説明は不十分だったほか、第三者委員会の調査次第では件数や営業損益の下方修正額が増える可能性が高い」(銀行系証券)などと不安心理は払拭(ふっしょく)されず、戻り売りなどが出ている。


一方、市場には「売られ過ぎで値頃買いが入っている」(国内証券)との声も聞かれ、売り買いが交錯している。









JR東日本が高値更新、他の電鉄株も高い=内需グロース株を見直す動き
 JR東日本が一時前営業日比265円高の1万1220円と上伸し、4月30日以来10営業日ぶりに年初来高値を更新した。





これといった買い材料は見当たらず、国内証券は「JR東日本をはじめ、電鉄株は内需グロース株として見直し買いが入っている」との見方をしていた。JR東日本の16年3月期業績は、北陸新幹線の開業効果などで連結純利益は過去最高を更新する見通しのほか、上限120億円の自社買いを実施するなど「株主還元が積極的なこと評価されている」(前出の国内証券)ようだ。つれて、JR東海、JR西日本、東急なども高い。








森永、前期業績上ぶれで上伸=野村証券は目標株価520円に引き上げ
 森永が上伸、一時前営業日比45円高の443円まで値を伸ばした。




15日発表した2015年3月期業績が会社計画を上回る「上ぶれ着地」となった上、野村証券が目標株価を「470円」から「520円」に引き上げたことなどが買いを誘っている。



会社計画では、16年3月期連結営業利益は前期比4.4%増の62億円となっているが、同証券は「過度に保守的」として、同22.9%増の73億円を予想している。










リブセンス、四半期赤字で上場来安値=MUTOHは年初来安値


 リブセンスが前営業日比29円安の584円と急反落、3月25日に付けた上場来安値(602円)を下回った。15日発表した2015年1~3月期連結営業損益が1億0300万円の赤字に転落したことなどを受け、「個人の投げが強まった」(中堅証券)という。



また、MUTOH―HDは同40円安の396円と年初来安値を更新した。16年3月期営業利益予想が前期比0.5%減の13億円と、「市場予想(20億円)を大幅に下回ったことが嫌気された」(国内証券)とみられている。








ダイキンが上場来高値=UBS証券が目標株価を1万0200円に
 ダイキンが前営業日比286.0円高の8912.0円と急伸、上場来高値を2日ぶりに更新した。市場関係者によると、UBS証券が15日付で目標株価を「9300円」から「1万0200円」に引き上げたことが買い材料。同証券は「世界各地で売価維持を徹底して付加価値製品のウエートを高めるなど、同社の自助努力が収益力に結び付いてきた」との見方を示しているという。







武田、前期初の最終赤字で急落=今期見通しも市場予想下回る
 武田が前営業日比325.0円安の5901.0円と急落している。15日発表した2015年3月期連結最終損益が1949年の上場以来初めて赤字に転落したことが嫌気されている。



糖尿病治療薬アクトスをめぐる米訴訟で2741億円の和解引当金を計上したためで、「改めて引当金の多さに驚いた投資家の売りが活発化した」(中堅証券)という。さらに、16年3月期連結決算予想で営業損益が1050億円の黒字と、「市場コンセンサス(1831億円の黒字)を大幅に下回ったことが売りにつながった」(国内証券)との指摘も聞かれた。