高知白バイ事件の二の舞になるのか? | 億の細道

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果報は寝て待てというけれども、どうですかね?

 バイクを運転中に交通事故で死亡した俳優萩原流行さん(享年62)の妻で女優のまゆ美さん(62)が23日、取材に心情を語った。

【写真】萩原流行さんの事故現場には花束やテンガロンハットが供えられていた

 まゆ美さんはこの日、警視庁杉並署で事故について説明を受けた。護送車についてもそこで聞いたといい、取材陣から感想を求められると「事実関係が分からないので何とも言えない。捜査に時間がかかると言われた」と話した。一方で「説明に少しおかしいと思うところもあった。徹底的に調べてほしい」と全容解明を願った。萩原さんの遺体は同署に安置され、いつ動かせるか分からないという。

 この日朝にも自宅前で取材に対応。夫の悲報を聞いた時の心境を「あの人らしいと思った」と振り返り「濃密に生きて終えた。悲しみより俳優として死んで良かったという気持ちが強い」としのんだ。

 事故当日、萩原さんは四谷にある行きつけの美容院に行く途中だった。「“気を付けて行くのよ”と声を掛け、“うん”と笑顔で返してくれたのが最後」。病院に駆け付けた時には、すでに亡くなっており「顔に傷が残っていたけれど、とてもきれいで穏やかな顔だった。それが救いです」と悲しみをこらえた。

 萩原さんはうつ病を患っており、薬を服用していた。事故との因果関係を問われると「運転する前は飲んでいなかった。事故とは関係ないと思います」と否定。最近2年半で4度目の交通事故となったが「(事故の)報道後は特に安全運転を心掛けていた」と強調した。通夜・告別式の日取りは未定。故人の遺志を尊重し、密葬で営まれる予定という。