川崎市川崎区の多摩川河川敷で同区の中学1年、上村遼太さんの刺殺体が見つかった事件で、逮捕された3人のうちリーダー格の少年(18)が「上村さんを川で泳がせた後、カッターナイフで刺した」などと殺害を認める供述を始めたことが、捜査関係者への取材で分かった。
「上村さんが(自分から)暴行を受けたことを知人に(告げ口した)ので腹が立った」と動機を説明しているものの、供述を変えることもあるといい、神奈川県警川崎署捜査本部は慎重に調べを進めている。
捜査関係者によると、18歳の少年は逮捕後「事件当時は自宅にいた」と説明していたが、その後の調べに「上村さんを裸にして川で泳がせた。
川から上がってきた上村さんをカッターで切ったり刺したりした」と供述した。カッターは現場にいた職業不詳の少年(17)から受け取ったという。
動機については事件の約1週間前、上村さんの知人グループが上村さんへの暴行に抗議するため自宅へ押しかけたことを挙げ、「チクられて腹が立った」と供述している。
この時、少年は不在で家族が警察に通報するトラブルになった。~~~
一方、職業不詳の少年は「現場に向かったのは上村さんと自分以外の2人だけ。
後から現場に行くと上村さんが血を流して倒れ、近くにナイフを持った18歳の少年が立っていた。『やめろ』と言うと、『お前も殺すぞ』とナイフを突き付けられた」と供述。
無職の少年は「上村さんが血を流して倒れているのを見たが、自分は近くにいただけ」と話している。
3人の説明が食い違っているため、慎重に進めている。
少年3人は事件直前、居酒屋で一緒に飲酒しており、~~
その際に17歳の少年にスマートフォンの無料通信アプリ「LINE(ライン)」で「遊びませんか」と連絡してきた上村さんを呼び出し、河川敷に連れて~~