遅ればせながら、あけましておめでとうございます。今年もながてつ朝日堂をよろしくお願いします。去年にアップするはずだった記事を今年にあげさせていただきます。よって、下の記事の今年は全て「去年」と読み替えながら読んでください。申し訳ありません。

 今年の一番の企画に贈る「ながてつ賞」を勝手に設立しました(自分で言って恥ずかしい)。ちなみに去年の受賞はケルビーニのミサ曲集とバーンスタインの60枚組ボックスでした。

今年のながてつ賞は・・・

「チェリビダッケ・エディション」&「クラウス・テンシュテット、グレートEMIレコーディングス&マーラー全集」

に贈りたいと思います。わーぱちぱちぱちぱち。

★チェリビダッケに関しては説明不要。チェリビダッケ信者としてこつこつ正規盤を集めてきた僕の努力を一瞬にして灰燼に帰すEMIの企画には参りました。交響曲集14枚組とブルックナー交響曲集12枚組は3000円を切るという、圧倒的なコストパフォーマンスにも拍手。

Symphonies/Sergei Celibidache

¥2,376
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Bruckner: Symphonies 3-9, Te Deum, Mass in F Minor/Sergei Celibidache

¥2,788

★テンシュテットは今年僕の一番のヒットした指揮者です。それに気づかせてくれたのが本ボックスでした。聞いたCD全てが僕の心を打ったボックスはこれが初めてだったかもしれません。テンシュテットに関してはこれから小出しにその素晴らしさを語って行きたいと思います。ぐふふふふ。

Great EMI Recordings/Klaus Tennstedt

¥3,422
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その他のノミネートは以下の通り。
①ケント・ナガノのベートーヴェン交響曲第三番:ケントナガノは今聴くべき指揮者の筆頭に挙げられる素晴らしい指揮者。このべト3にもやられたよ・・・ 
Gods Heroes & Men-Beethoven: the Cr/Kent Nagano

¥1,064
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②ヴァントの来日公演ブルックナーの交響曲第八番:去年の10月に発売したCDだけど、僕が買ったのは今年だし・・・これを世の中に紹介しないのは罪です。
③ヒルデガルトのボックス:マイナー作曲家&宗教家ヒルデガルトの宗教曲集をボックス化したソニーに拍手。
④シューリヒトとパリ国立放送管によるブラームスの4番:シューリヒトの魅力に気づかせてくれた恩師的CD。思えば今年は僕にとってシューリヒトイヤーで、他にもaltusから出たブラームスのドイツレクイエムやマーラーの2番も購入して、その強烈な個性に打ちのめされました。
⑤リビングステレオより、ハイフェッツによるシベリウスのヴァイオリン協奏曲:旧譜だけど、僕にシベリウスのヴァイオリン協奏曲のCDを集めさせることを諦めさせた名演。ハイフェッツが神格化される理由がよくわかった。
⑥ラトルのシェーンベルク編ブラームスピアノ弦楽四重奏曲管弦楽版:バーミンム響時代との聴き比べも楽しかったし、ベルリンフィルの重厚な演奏は素晴らしいの一言。改めてこの曲の良さを再認識することができました。
Music for a Film/A. Schoenberg

¥1,393


他にも感動させていただいたCDは山ほどあるけど、すぐに頭に浮かんだのは上の企画でした。ありがとう!