今日は、先日ナクソスから発売された、5枚組のペンデレツキ合唱曲集の紹介です。

The Choral Works of Krzysztof Penderecki

¥1,448
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『ウトレンニャ』、『ポーランド・レクィエム』、『ルカ受難曲』、『テ・デウム~合唱作品集』
ワルシャワ国立フィルハーモニー管弦楽団&合唱団
アントニ・ヴィト(指揮)


これは過去にナクソスから出たCDを箱にまとめて発売したお買い得版です。ケースも外箱をのぞいて紙ケースではなく、ちゃんとしたプラスチックケースに入っています。解説ももちろん同封されていました。以前シャルパンティエでも同じ企画がありましたね。
そして驚くことにその値段は1400円程度!!!!普通に買うと4000円は超えるので、以前に買った人はやはりかわいそうかな・・・と。ナクソスも在庫がどうしようもなく多くなってしまったのでしょうか?

さて、入っているCDは『ウトレンニャ』、『ポーランド・レクィエム』、『ルカ受難曲』、『テ・デウム~合唱作品集』です。正直まだ全てを聴き終えてはいません。ペンデレツキの曲は和音が個性的で、ぐにゃぐにゃしてるっていうか、聴いているとなんか酔いそうになってくるのは僕だけなんですかね?あとなんせ曲が暗いのが多い・・・聴くのに体力がいると思うかな。彼の曲は歌詞がなかったら少しキツい気がします。


歌っているのは、ワルシャワ国立フィルハーモニー合唱団。僕に取っては初めての合唱団となりました。東欧といえばハンガリー程度しか知らなかったので、ポーランドの合唱団は僕に取っては初めてとなります。まぁ、特に地域色があるというわけでもなく、正当派の合唱団でしょう。並というとこですかね。でも歌い手を考慮してるとは思えない和音をそれなりにはめてくるのはすごいですね。少なくとも日本では聴けるないレベルでしょう。


ペンデレツキには今まで興味なかった人もこの値段ならば手が出せるのではないでしょうか。ぜひどうぞ!