今日紹介するのは、コルボ指揮、ベルン交響楽団演奏のフォーレのレクエイムです。

$あかでめいあ

三大レクエイムと言ったらモーツァルト、ヴェルディ、そしてこのフォーレをさすそうです。でも自分が死ぬ際に流すとしたらこのフォーレだと思います。モツレクだと悲壮になりすぎるし、ベルディだとなんか叩き起こされそうな気がします。
でもこの曲の持つ透明さ、高尚さはなかなか表現することが難しいです。人間が立ち入ってはいけない世界のようにも感じます。というわけで、以前も書きましたが、女性パートは少年に歌わせるに限ると僕は思っています。


そのように少年に歌わせている中でのベスト盤がこのコルボ盤。値段が国内盤であるにも関わらず1000円と安いために、一番多く流通しているフォーレではないでしょうか。


演奏の内容はこの世のものとは思えないほどの素晴らしさです。さすがフォーレのレクエイムを演奏させたら右に出るものがいないと言われるコルボです。これは色々言う前にとにかく聞いていただかなければ始まらないように思います。とにかく聞いてみてください。