日本大学専門学校は当初、法科・商科・政治科の3学科をもって開始。初年度は夜間のみで、翌年度から昼間の講義が始まった。

 

学費は受験料が5円・入学金3円・授業料は年間77円。
当時の1円を今のレートに正確に換算することは難しいが、一応計算してみたい。

 

当時の給与所得の平均は741円。
現在のサラリーマンの平均年収は約450万円なのでこれを等価と仮定すると、1円=6,072円となる。

 

この金額を先の学費に当てはめると、受験料約30,000円、入学金18,000円、授業料468,000円ということになる。

 

受験料は現在とあまり変わらないが、入学金はずいぶん安い。学費は収入の1割ほどであり、現在のものと比べても案外安い。


もっとも当時は文系の学科しか無く、設備はそれほど必要なかっただろうから、この金額でも充分やっていけたのだろう。

 

余談だが2019年現在、近畿大学文系の学費は年間約120万円。学費の負担は平均収入の2割を超える。

 

理系学部や医学部など経費がかかる学部を設置しているだけでなく、近年は施設の充実を図り、「超近大プロジェクト」と称して本部の大規模な建て替えも行っていることから、物入りなのは分かるのだが、現在の学費はいかにも高すぎるように思える。