第38回 パーキンソン病改善緩和のツボ その2
足ツボ健康塾 赤坂欣哉
足ツボをお教えして1ヶ月後にもう一度、私の家に来てもらいました。来る前に事前の連絡で奥さんから改善が見られいる話しを聞いていたので、楽しみにしていたんですが、車から降りてこちらに向かって歩く姿が、以前に会った時のヨレヨレ歩きから普通に歩いて来るのです。それだけで「あっ!かなり良くなっいる」と1ヶ月前とは比較にならない程ハッキリと分かりました。
靴を脱ぐ時も、椅子に座りながらも自分で脱いで、白湯を飲む時も手の震えが無くなっていました。今では自分の事はほとんど自分でして、奥さんの手を借りなくてもいいようになっていました。私は「1ヶ月でこんなにも激変出来るの?、足ツボすげ〜!」と思いました。
奥さんにも質問したら、「3週間を過ぎた辺りから震えが収まる時期が長くなり、歩き方もしっかりとした歩き方になり、日に日に自分の事が出来るようになって、私もびっくりしてます」と答えてくれました。ただ、緊張したり、無理して歩きすぎると震えが出たり、歩き方がぎこちなくなったりしますが、普段は普通に生活出来るようになりました。1ヶ月前は、車椅子を押すことを覚悟していたのに、私も信じられません、と教えてくれました。
またその1ヶ月後に連絡したら、今では近くの公園へ、毎日1時間の散歩に行っているとのこと。以前は真っ直ぐにも歩けなかったのに。隣の土地で奥さんがやっていた菜園を始め、土をいじったり、草を抜いたりして軽い畑仕事も始めたと言うことでした。
私は最初のパーキンソン病の改善緩和があまりにも簡単に出来過ぎたために、「なんだ!、パーキンソン病って簡単に治るんだ!」と、安易に考えてしまい、それ以降は他の患者さんに大変な迷惑をかけしまい、パーキンソン病の本当の難しさを体験しました。でも最初の患者さんは、本当に出来過ぎたのです。今では「やってみないと判りません」と説明しています。
反応の早い人は70代の女性で、椅子に座ったら自分では立ち上がることが出来なかったのが、ツボ押しをして1時間以内にニコニコしながら立ったり座ったりをくり返していました。これを見た娘さんが「お母さん、自分で立てれるの?」と驚いていました。
反応の遅い人(別の70代女性)は、改善が見られるまで3ヶ月かかり、歩き出すと自分では止められなくなる症状があり、椅子や柱、テーブルになど目標につかまらないと止まらなかったのが、自分の意思で止められるようになりました。だから買い物に行けるようになった、と報告を頂きました。それら以外にも振戦、姿勢反射障害、嚥下障害、酷い便秘などなどたくさんの改善緩和も見られました。改善の見られる人は、だいたい1ヶ月から2ヶ月の間で現れました。でも全く改善の見られない人もいて、よって「やってみないと判りません」としか説明ができません。
押すツボは、写真の親指の黒い丸2つ。親指の付け根の丸は運動障害、付け根から遠い丸は振戦を改善するツボ。ここを棒の細い方で強く押し当て右に10回、左に10回また右に10回の計30回回して下さい。パーキンソン病のある人は、激痛が現れます。
この正しいツボ押しの動画は、TikTok「パーキンソン病は乗り越えられる」で見ることが出来ます。
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