5月22日(土)19:10 バリの DENPASAR 空港へ予定通り到着。
 
10:15に福岡空港発だったから、約9時間の旅飛行機
 

「飛行機を降りたら、左手にある窓口に行って25ドルでVISAを買う」

頭の中に、日本で言われていたことがリフレインする。

降りてみると、確かに右と左に長~い列ができてる。

ここだ!左の列ねひらめき電球

迷うことなく並んだので、割と早く私の番が近づいてきた。

私のすぐ前の二人組、どうやらお金ドルを用意していなかったらしく、係りの人ともめていた。

私はちゃんと用意してるもんね~と得意顔。

教えてもらってたからなんだけど得意顔。

でも自分の番になるとドキドキ・・・何か聞かれるのかな。。

すると One person?

Yes!」と即答。(簡単でよかった~)

そして25ドル支払ってVISA購入チョキ


さてと、今度は入国審査の列へ。。。順調、順調♪

列は5列。どれもこれも長蛇の列。

うーん。。どうしよう。。ここにしよっかな、隣がいいかな。

悩んでいるうちに端っこの列に押しやられる

どの列も同じだろうし、しょうがないからこの列に…(これが間違いの元だった

しかし、待てども待てども進まない

周りを見回すと、欧米人にオーストラリア人らしき人々、東南アジア系の家族、中国人、韓国人

日本人は ほんのちょっと。

明らかに日本人女性一人は私くらいなもの。どの列にもね。

数人連れの方たちは、手分けしていくつかの列に並んで、進みの早い列に移動してる。

気がついたら、大勢いたはずの私の後ろは誰もいなくなってる。

移動しようかな。でも、私の前も数人抜けていくからこのままでいいかな。

空港の外に友達夫婦を待たせているから落ち着かない。

どうしよう。。。

トイレにも行きたいあせる

でも、連れがいないから、この場を離れるとまずい。

これが一人旅というものか。

・手分けして並べない。

・場所取られるからトイレに行けない。

・話をしたりしながら気を紛らすことができない。

一人だということに初めて寂しさを感じた瞬間だった

それから待つこと1時間。

ようやく前が見えてきた。

だって、今までおっきな外国人の人たちが私の前に立ちはだかっていたんですもの。

そして、前を見通せてわかったこと。

私が並んだ端っこの列だけ、職員が一人。(窓口が1ヶ所)

隣の列は2ヶ所。

なんだ、そうだったのか。。悔しい。隣に並んでたら、とっくに空港の外に出れていたのに。

涙が出てきた(嘘)。

やっと自分の番になって、入国審査のおっちゃんに One person?と聞かれたときには卑屈になってしまっていた。

Yes」(ニッコリ)の後に「そうだけど、それがなにか?」と毒づいてみる。

日本語だからわからないかもと思いながらも小声で聞こえないように。(小心者)

すると、そのおっちゃんが「げんき?」と日本語で聞いてきた。

「げんき♪」と答えると、にっこりしてくれた。

ごめんね、おっちゃん。さっきの言葉は撤回ね。聞こえてないだろうけど。

そこを通り抜けたら急いでスーツケースカバンを受け取りに。

またもや親切そうな おっちゃんが私のスーツケースを持ってくれそうにする。

急いでいながらも、あっそうだ!ここは断らないといけないんだった! と思い出し

No thank you」 と、はっきりと

残念そうな おっちゃんを後に残し、トランク引きずって、大急ぎで駆け抜ける。

トランクを検査する台に乗せて、自分もゲートを素早く通り抜け、ダッシュ!!!!!

あ~~~~やっと外だ。

あ~~~~友達夫婦だ♪♪

やった~~~~~~~。「お待たせ~~~。」

すると友達夫婦の奥さんの方が(この後は仮に「」と呼ぶw)

「飛行機に乗っちょらんかと思ったが・・・いったい何時間待たせんのよ。腹がへったが。」

こんな遠い異国の地で、私を迎えてくれた超鹿児島弁!

特有の毒舌に、安堵の思いで じわっときた私なのでした。

これくらいでは毒舌のうちに入らないけどね~(笑)