私が一番長く勤めた会社は、

社員同士、

苗字を「さん付け」で呼ぶ習わしでした。

 

もしかしたら、

私が一番長く働けたのは、

仕事内容が自分に合っていた

ということもありますが、

「さん付け」だったことも、

大きな理由の一つかもしれません。

 

 

【とある会社】

 

(* ̄∀ ̄)/

今日から我が社では、

互いに「さん付け」で

呼び合うことにします。

役職、年齢、性別関係なく。

 

もし「呼び捨て」にしたら、

1回につき

罰金500円ね♪

 

( ̄∀ ̄)ヾ(゚∇゚;) あのぉ~

     部下にも、

     「さん付け」するんですか?

 

これからは

年上の部下も

増えてくる。

君は年上を

呼び捨てにするのか?

(* ̄∀ ̄)/

 

年下の上司から

呼び捨てにされ続けたことで

暴力事件、殺人事件だって

起きたことがある。

 

部下の立場で考えてごらん。

たとえ上司であっても、

年下の上司から呼び捨てにされて、

気持ちよく働けるかな?

 

     d(゚◇゚;) だったら、

     こういうのはどうでしょう?

     年上に対してだけは、

     「さん付け」にする。

 

(* ̄∇ ̄)/

そうそう、
それも考えてみた。

 

だけれど、

同じレベルの仕事をこなしているのに、

年齢が高いというだけで

さん付けされて、
年齢の低い自分は呼び捨てにされる

というのは、

やはり不満の種になる。

 

人はみな、

同じように扱ってもらいたがる

ものなんだよ。

 

     <(゚◇゚;) ん~

     それでも、

     年下の部下に

     「さん付け」するのは

     抵抗感がありますね。

 

(; ̄◇ ̄)ノ 

そこなんだよ。

日本の「敬語文化」は、

あまりにも年齢に

重きを置きすぎるきらいがある。

 

子供の頃から、

互いを「さん付け」で呼び合う

という習慣があれば、

違和感がないのだろうけれど。

 

戦後の民主主義の導入によって、

教育現場で「男女平等」は定着したけれど、

年齢による「差別」(区別)が

なくならなかったのは、

不思議でならない。

 

結局、人は、

誰かを呼び捨てにしたりして、

自分より低く見ることで、

自分を安心させたいんだろうね。

 

     d(゚◇゚*) では、

     こういうのはどうでしょう?

     年下の部下には、

     「君付け」で呼んでいい。

     「さん付け」に比べたら、

     抵抗感はあまりないです。

 

(* ̄∀ ̄)ツ

そうそう、

それも考えた。

一番現実的な解決策かなと。 

 

同期の人間に対しても、

「さん付け」で呼ぶよりは、

「君付け」のほうが呼びやすいだろうし。

 

①基本は「さん付け」

②年上は必ず「さん付け」

③ただし、年下、同期、同年齢(年度)は「君付け」でも良い

 

これが、落とし所かなあ。

 

社内の人でも、

年齢が分からない相手に対しては

取りあえず最初は「さん付け」で、

その後、

互いに年齢確認ができた場合には、

「君付け」が解禁される。

 

     d(゚◇゚*) ただ、

     日本人同士の場合は、

     「生まれた年度」で、

     年上・年下・同年齢が

     判断されるのでしょうけれど、

     帰国子女、外国出身者に対する場合は、

     どうしましょうか?

 

(; ̄_ ̄)>

取りあえず、

全員「さん付け」を基本にして、

「生まれた年」で、

年上・年下・同年齢を判定する

しかないかなあ。

 

     d(゚◇゚*) そう言えば

     インドの学校年度も、
     4月~3月だそうです。

     パキスタン、ネパールも。

     その場合は、

     日本人同士の場合と同じで

     いいのでは?

 

(;; ̄◇ ̄)/ ええい!

面倒臭いから、

やっぱ、

全員「さん付け」に統一だ!

 

 

私個人的には、

最後の落とし所がベスト案であり、

 

帰国子女、

外国出身者については、

生まれた年で判断し、

誤差1年程度はOKとする、

という緩やかなルールで

良いのではないかと考えています。

 
いずれにせよ、
「呼び捨て」と、
年上への「君付け」がなくなれば、
呼称問題は、
ほぼ解決されるのですから。
 
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(作 ながれおとや)
【サラリーマン顔文字漫画劇場】
【29】「呼び捨て」やめませんか?