本当なら3月に予定していたお味噌づくりですが

コロナの影響で半年延期し、10月末のお味噌づくりとなりました。

昨年11月に収穫し、2月に選別が終わったぴかぴかの大豆が32キロ。

今回はこれを煮て、約100キロのお味噌を作ります。

 

 

33キロというと、かなりの量です。まずはこれをお米を研ぐように洗い、

汚れを落としてから、1日半水につけてふやかします。

 

大豆を煮る大釜に水を張り、大豆を投入。

水を吸って、数倍の大きさになります。1釜で煮る予定でしたが、予想より膨らんだので

急きょもう1釜用意して、2釜で炊くことに。

 

朝5時、点火。36時間ふやかした計算です、そこから6時間煮ます。

1時間ほどで沸騰してきます。

 

お味噌づくりの会場となるのは、町内の古民家です。

広いお庭と蔵があり、お味噌づくりにぴったりな会場です。

お味噌づくり、煮あがるまではほとんどが待ち時間。

古民家の中を探索したり、縁側でのんびりしたり。

 

あめ色に煮上がりました。親指と小指で挟んでみて、

柔らかくつぶれればOK.

ここからは樽詰めまで一気に作業になります。

大豆をチョッパーと呼ばれる機械に入れて、ミンチにします。

ご自宅でやるときは、フードプロセッサーや袋に入れて足で踏むなどでも。

 

その間に、もう一方のチームは米麹と塩を混ぜておきます。

米麹は、お米に麹菌をつけて発酵させたもの。

普通に買うこともできますが、今回は無農薬で作ったお米で

町内のお味噌づくりをしているグループにお願いして作ってもらいました。

米麹に塩を混ぜているところです。

これを塩切り、といって発酵をストップする効果があります。

 

塩切りした米麹と、つぶした大豆を混ぜていきます。

大豆が熱い!

 

 

混ぜ終わったら、もういちどチョッパーにかけてみそを滑らかにします。

最後にみそをハンバーグづくりの要領で玉にして空気を抜き、

樽に入れて封をすれば完成です。

 

初めてのお味噌づくり、いかがだったでしょうか?