連休の最終日の19日、（社）大阪府理学療法士会の主催で堺市立サッカー・ナショナルトレーニングセンターの見学・説明会が実施されました。

この目的は、理学療法士は「治療」のレベルでスポーツ障害に対するリハビリテーションに取り組んでいますが、

職能団体として、サッカーに携わる方々に対していかなる社会貢献ができるのか、これを検討するために企画されたものです。

折しも、ＦＩＦＡが視察に来られる前日で、職員の皆さんはその準備で大忙しの中、親切に対応していただきました。

メイングランドは芝の養生のため、最大で週に2日、1日4時間しか使えない、あるいは

グラウンドの上にベンチを置くことができないなど、管理は思っている以上に大変でした。

見学後の質疑応答が活発に行われました。

このトレーニングセンターの今後の方向性として、

障害者や高齢者スポーツの利用を掲げていましたが、

理学療法士の関わることのできる分野として、大いに期待できると思います。

また、質疑でもあったように、

この施設はサッカーだけではなく、ラグビーやグランドゴルフなど様々な競技に使うことができますが、

正式名称が「サッカー・トレーニングセンター」のため、

是非、サッカーにこだわらない「愛称」を考えて欲しいものです。

こういったことの市への申し入れは議員の仕事になりますが、

今回の質疑で得られた情報で、一定の課題整理をしたいと思っています。

堺市立サッカー・ナショナルトレーニングセンターに見学