今回もイコノイジョイの楽曲分析の続きです。相変わらず分析と言えるほどのものではありませんが。今回は振付師に焦点を当てます。

なお、振り付けがない曲、振付師のクレジットがない楽曲についてはカウントせずに記載します。

イコノイジョイともに最も多いのがCRE8BOYです。

特に、ノイミーとニアジョイはほとんどがCRE8BOYによる振り付けです（ノイミーは34曲中24曲、ニアジョイは7曲中6曲）。

CRE8BOYは、48グループ、乃木坂、日向坂をはじめ、数多くのアイドル、アーティストの振り付けを担当している振り付けユニットです。

メイキングやニアジョイの合宿を見ていて、人としても素晴らしい方々であることが分かります。

「ウィークエンドシトロン」以降のイコラブの表題曲全てと、ニアジョイの「≒JOY」の振り付けを手がけいるのが、s**t kingzのリーダーであるshojiさん。

s**t kingzは2010年にアメリカで開催されたダンスコンテスト「BODY ROCK」に初出場で日本人として初優勝し、翌2011年の同コンテストで2年連続優勝した超実力派ダンスパフォーマンスグループです。

今年10月には、ダンスパフォーマンスのみでは史上初の武道館公演を開催しました。

武田舞香先生も語らない訳にはいきません。イコラブは初期の頃からお世話になっています。

あくまでも素人目線ですが、しっかりダンスする難易度が高めの楽曲は舞香先生の振り付けが多い印象があります。

CRE8BOYの振り付けは、どちらかというとフォーメーションダンスに重きが置かれているイメージです。同じくCRE8BOYの振り付けが多い日向坂もポジション移動多めの楽曲が多い印象です。

西田一生さんも振り付け楽曲が多い振付師さんです。西田さんはキャッチーな楽曲での振り付けが多い印象です。

西田さんのキャッチコピーは「おっさん史上最強カワイイ振付師。やっぱ西P！」であり、そういう方面での振り付けに定評があるということでしょう。

ノイミー「天使は何処へ」の振り付けはRuuさん。

数々のタイトルを獲得してきた実力者です。

2016年、リーダーで振付を務める「Fabulous Sisters」が、ロサンゼルスで開催されたダンス世界大会「World of Dance」で日本人初優勝。翌年の大会で2連覇を果たしました。

個人的には、今後もゴリゴリのダンスナンバーでぜひ振り付けをやって頂きたい方です。

こうして見てみると、曲調やソロ曲ならメンバーによってお願いする振付師を選んでいる印象を受けました。ただ、これはイコノイジョイに限った話ではないでしょう。

櫻坂は欅坂時代からほぼ全てTAKAHIROさんです。あれはあれで世界観の統一という視点では有効なのかもしれません（個人的にはもっと色んな振付師にお願いした方がいいとは思います）。

イコノイジョイは生歌にこだわっていますが、意外と振り付けの難易度が高い、振り付けが激しい楽曲も多い印象です。

だからこそしっかり実力がつき、最近になって歌番組出演も少しずつ増えてきた中で、イコラブを知らない層にしっかりアピールできるパフォーマンスができるのだなと。

3回に渡ってイコノイジョイ楽曲を分析してきました。曲選びからMV、振り付け、今回は触れられませんでしたが衣装まで、全て指原Pが妥協なく関わることにより、楽曲に関わる全ての人が同じ方向を向いていることがイコノイジョイが伸びている最大の要因だと感じました。

最後に

イコノイジョイ楽曲の振付師一覧です。

空白は振り付けがない楽曲、振付師が不明の楽曲です。

なお、本村碧唯さんは2023年7月にHKT48を卒業されています。

イコノイジョイの楽曲分析③（振付師編）