神様に守られて、7月31日~8月1日、金沢長町教会学校の夏期学校が白山ろく少年自然の家にて行われました。

1日目は3つの教会学校が混合でグループになり、みんなで相談しながらオリエンテーリングをしました。その後、野外炊飯で自分たちでご飯を炊き、夜にはキャンプファイヤーの火を囲み、讃美歌を歌ったり、ゲームをして楽しみました。初めて出会う仲間なので、なかなかお互いのコミュニケーションがしっくりいきませんでしたが、それでも協力しあいながら頑張りました。

 


2日目には川に放たれたイワナ掴みの活動をしました。川の中の岩の細い隙間に入っているイワナを肩まで水につかって必死で捕まえ、小刀で腹を切って、腸を出します。ぬるぬるするのでなかなかうまく小刀が刺さりません。何度も刺すので身をよじらせて苦しそうにしているイワナの顔を見ながら辛くて、「もうできない」と訴える子もいました。それでも一人で何とか1匹をさばき、職員の方が1時間かけてじっくり炭火で焼いてくださいました。その間は川遊びです!自然のスライダーや澄んだ水は子ども達を心ゆくまで楽しませてくれました。たくさん遊んだ後にイワナを頂きましたが、どの子も「おいしい」と頭の先から尾っぽの先まできれいに食べることが出来ました。神様が造られた大自然で小さな命が育まれ、私たちはその命を頂いている。あの苦しそうなイワナの顔を見て小さな命の重みを知り、それを頂く意味を理解し、近代的な玩具が無くても大自然の中で思い切り遊ぶ楽しさを知る事のできた、とても貴重な2日間でした。

   

夏期学校に参加する機会をくださったお家の方々、様々な事を教えてくださった自然の家の職員の方々、そしてこの素晴らしい大自然と健康な体をくださった神様に感謝です。