いよいよ、最後のプログラムの証会。今年は教会員の織田祐子さんに証をお願いしました。

例年の修養会は夏なので、この時間なら窓の外はまだ薄暮のころ。でも、今年はもう日もすっかり暮れ、小さなランプの柔らかな光に証者が浮かび上がります。

織田さんはご自分の歩んでこられた人生を、ただ主との出会いだけを見つめながら、無駄な言葉なく簡潔に、しかし丁寧に語られました。その静かに語られる、言葉一つ一つの隙間には、織田さんの苦しみや葛藤、そして、主が共に歩いておられることに気付いた喜びが一杯に詰まっていました。

証の後、参加者はそれぞれが思いを語る中、主に捉えられている自分を見つけたのではないかと思います。一瞬一瞬、主が私たちを新たに生まれさせてくださることを確かに心に覚えて歩みたい。この思いを下さった主に感謝します。私たちに与えられた素晴らしい恵みが、どうか苦しみの中にある人の上にも、喜びの中にある人の上にも、等しくありますように。