
10月4日、召天者記念礼拝の後、清々しい秋晴れの下、野田山の教会墓地で墓前礼拝が持たれました。
この礼拝に先立って、教会員の方が掃除をして下さったとのこと。その日は大雨で、ずぶ濡れになりながらの作業は大変だったと思いますが、お陰で墓地は苔むす中にもさっぱりしたたたずまいでした。
礼拝では「コリントの信徒への手紙一」の9章が読まれ、佐藤牧師より古代オリンピックの陸上競技の勝者に与えられる冠の話がされました。
朽ちる冠ではなく、私たちは朽ちない冠を戴くことができる。
「死」はゴールの門ではなく、スタートの門である。
天に召された先輩達の背中を見ながら、主から与えられた道を一歩ずつ踏みしめながら走りたい。そうした思いを与えられたひとときでした。
十字架の前の碑には「見よ、わたしは新しい天と新しい地を創造する」 (イザヤ65:17)と彫られていました。先輩達が見つめ、そして今、私たちが見つめるこの福音が、世界の全ての人に届きます様に。