去る9月23日の召天者記念礼拝のご案内を頂き有難うございました。家族(両親)が長町教会の召天者名簿に記載されてかなりの年月が経ちました。召天者の名簿を前に、教会員の方たちと共に故人を偲びつつ礼拝を守ることができた幸いを心から感謝しています。

長町教会は私にとっても懐かしい母教会なのです。会堂の外観は教会の歴史の変遷を経てすっかり様変わりしてしまって、正直、訪れるたび寂しさを禁じ得ません。この教会で喜々として教会生活を送った若い日々や、父母が過ごしたここでの長い信仰生活などにしばし想いを馳せながら礼拝を守りました。

当日の礼拝で示された聖書のみ言葉(Ⅰコリント10章1~13)は、現在教会生活から遠ざかっている私の胸にずしりと迫る思いがしました。天国の両親の激励のようにも感じたのでした。ふと何気なく両親の写真を飾った脇にある聖書を開いたところ、何とこのページに「Ⅰコリント10;13」と父の字で書かれた細い短冊が挿まれていたのです。好きな聖句のひとつとして父もこの聖句に励まされていたのでしょう。不肖の娘は神様の真実を求めて一歩を踏み出さねばと怠惰な心に鞭打っています。